ランチタイム・コンサート vol.17 村松稔之(カウンターテナー)
うるわしき"歌"の旅

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日時 2022年12月21日(水)
開場11:00
開演11:30 終演13:10
出演者 村松稔之(カウンターテナー)
高田ひろ子(ピアノ)
堀 朋平(企画・構成、お話)
演奏曲目 レイナルド・アーン:クロリスに
エンニオ・モリコーネ:『ニュー・シネマ・パラダイス』より「愛のテーマ」
武満徹:小さな空、めぐり逢い、死んだ男の残したものは ほか
料金 全席均一¥2,000
住友生命いずみホールフレンズ会員 ¥1,800
◇チケット料金+¥4,000で、贅沢に午後を満喫いただく、ランチセットプランもご用意しております。
発売日 フレンズ:2022年9月14日(水)10:30 / 一般:2022年9月22日(木)10:30
お問合わせ 住友生命いずみホールチケットセンター 06-6944-1188

うるわしき❝歌❞の旅

すらりとした体から発せられる、ひとを包み込むような美しきアルト。その声はどこからやってくるのですか!?とおもわず訊きたくなってしまいます。歌われる“ことば”も、なにか独特の重みをもって響いてくる――。いま、カウンターテナーの村松稔之さんが、ジャズや現代音楽を拠点とする高田ひろ子さんのピアノにのって新風を巻き起こしています。先ごろ発売された『小さな空~武満徹ソングブック』の透きとおるような日本語から、イタリア語、フランス語と、世界は広がります。その翼にみちびかれるまま、古今東西の“歌”をめぐりましょう。

ナビゲーター 堀 朋平

ホテルニューオータニ大阪 ランチセットプラン(限定数)

コンサートの後はホテルニューオータニ大阪のレストランでランチをお楽しみください!
一般¥6,000  住友生命いずみホールフレンズ会員¥5,800 ※チケット料金込
◆お申込み時にプランをお選びいただきます。
◆公演チケットとともにレストランクーポンを発券いたします。
◆公演当日13:30~14:00にクーポンご持参のうえ当該レストランへお越しください。
◆公演を鑑賞後、各レストランにてお食事して頂きます。
※クーポンは公演当日のみ有効です。

〔洋食プラン〕オールデイダイニング SATSUKI
季節のメイン料理、健康サラダバー、スープ、パン、特撰スイーツ、珈琲、紅茶をビュッフェスタイルで

〔中華プラン〕中国料理 大観苑
前菜、スープ、本日のお料理、北京ダック、点心二種、ご飯もの、デザート

〔和食プラン〕スカイラウンジ フォーシーズンズ
季節のお弁当(和食)、吸い物、デザート

※食材の入荷状況でメニューの一部が変更になる場合がございます。

出演者プロフィール

  • 村松稔之(カウンターテナー)  Toshiyuki Muramatsu

    京都市出身。東京藝術大学音楽学部声楽科、同大学院修士課程独唱科を首席で修了。
    その後イタリアに渡り、ノヴァーラG.カンテッリ音楽院古楽声楽科で研鑽を積む。
    第20回ABC新人オーディション最優秀音楽賞、第16回松方音楽賞奨励賞、第12回千葉市芸術文化新人賞、第24回青山音楽賞新人賞、第13回東京音楽コンクール第3位等受賞。2017年度野村財団奨学生、2019年度京都市芸術文化特別奨励者。
    これまでに藤花優子、伊原直子、寺谷千枝子、R. バルコーニの各氏に師事。
    NHK-FM「リサイタル・ノヴァ」やABC放送(共演:大阪フィル)などのTV、ラジオへの出演も多く、2022年6月から毎月1回のペースで、日本で唯一のクラシック専門ラジオ局OTTAVAに番組「村松としゆきラ・ヴォーチェ」を配信している。
    国内主要オーケストラとの共演も多数あり、日本ヘンデル協会『フラーヴィオ』タイトルロール、バッハ「カンタータ」、「ヨハネ受難曲」、ヘンデル「メサイア」、モーツァルト「レクイエム」などのソリストを務める傍ら、2017年三枝成彰『狂おしき真夏の一日』ユウキ役で好評を博したほか、A.ライマンの歌曲「カウンターテナーとピアノのための5つの歌曲」(日本初演)や、現代歌曲を加えたプログラムで出演したラ・フォル・ジュルネTOKYO 2018、2020年の井上道義×野田秀樹『フィガロの結婚』ケルビーノ役など、従来のカウンターテナーの領域である古楽の枠だけにとらわれない幅広いジャンルのレパートリーを持っている。また2022年6月には、ジャズアレンジでのCD武満徹ソング・ブック「小さな空」をリリースし「レコード芸術」2022年8月号で特選盤に選ばれるなど、活躍の場を広げている。2022年10月には、ヘンデルのオペラ『ジュリオ・チェーザレ』のクレオパトラの従者ニレーノ役で新国立劇場へのオペラデビューを果たし、高い評価を得る。
    現在、最も注目されている新進気鋭のカウンターテナーである。
    村松稔之公式LINEアカウント ID:@toshiyukiで【友だち追加】

  • 高田ひろ子(ピアノ)  Hiroko Takada

    大阪府出身。5歳からピアノを学ぶ。11歳からは、サイモン& ガーファンクルの曲などをギターで演奏していた。ジャズ奏法を高瀬アキ氏に、作曲法を二橋潤一、松平頼明の両氏 に、現代音楽ピアノ奏法を平尾はるな氏に師事し、「Piano Now」ではG.リゲティや一柳慧の作品を演奏。1995年より、自己のグループを結成。以来、オリジナル曲を中心に、カルテットやトリオ、デュオで8枚のリーダー・アルバムをリリースしている。デビュー作『a song for someone』は、ディスクユニオンの選出する「1990 年代ベスト50」の1枚に選ばれる。1996年から2004年にはスイス人ベーシストのB.エスター(Bänz Oester)とのデュオで、スイスと日本国内をツアー。2020年12月には、ヴォーカルのNoriko Suzuki率いるグループ”Be-Spell”にて、チェコの小説家M. クンデラの『存在の耐えられない軽さ』の音楽化プロジェクトの作曲とピアノを担当、アルバムをリリース。2022年10月、小美濃悠太(b)、岩瀬立飛(ds)によるトリオの1stアルバム『秋音/Akine』をリリース。現在、そのトリオを軸に、さがゆき(vo)とのデュオユニット<Peaceful Dreams>、安カ川大樹(b)、有明のぶ子(vib)等とのデュオなど様々な楽器や歌とのコラボレーション、ソロ活動を行っている。

  • 堀 朋平 (企画・構成、お話) Tomohei Hori

    住友生命いずみホール音楽アドバイザー。
    国立音楽大学ほか講師。東京大学大学院博士後期課程修了。博士(文学)。近刊『わが友、シューベルト』(アルテスパブリッシング、2023年)。著書『〈フランツ・シューベルト〉の誕生――喪失と再生のオデュッセイ』(法政大学出版局、2016年)、共著『バッハ キーワード事典』(春秋社、2012年)、訳書ヒンリヒセン『フランツ・シューベルト』(アルテスパブリッシング、2017年)、共訳書バドゥーラ=スコダ『新版 モーツァルト――演奏法と解釈』(音楽之友社、2016年)、ボンズ『ベートーヴェン症候群』(春秋社、2022年)。

主催

住友生命いずみホール〔一般財団法人 住友生命福祉文化財団〕

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