バッハ2025 綾なす調和 Vol.5「揺るがぬ信念」
冨田一樹 プロデュース 《ヨーロッパ・オルガン音楽の伝統と継承を聴く》 Vol.2

※画像をクリックしていただくと、拡大でご覧いただけます。

日時 2026年3月21日(土)
開場 15:30
開演 16:00
出演者 冨田一樹(パイプオルガン)
演奏曲目 N.ブルーンス:プレリュード ホ短調 「グレート」
G.ベーム:コラール「天にましますわれらの父よ」
J.パッヘルベル:コラール「明けの明星いと美しきかな」P.46
J.C.F.フィッシャー:プレリュードとフーガ ホ長調
J.シュテフェンス:第4旋法によるファンタジア
D.ブクステフーデ:トッカータ ニ短調 BuxWV155
J.S.バッハ:
 トッカータとフーガ ニ短調 BWV565
 コラール「いと高きところには神にのみ栄光あれ」BWV664
 コラール「来たれ聖霊、主なる神」BWV651
 コラール「いざ来ませ、異邦人の救い主よ」BWV659
 カンツォーナ ニ短調 BWV588
 プレリュードとフーガ 変ホ長調 BWV552「聖アン」

※当初発表より、一部曲目が変更になっております。
公演内容 伝統の継承者であり 創造者、バッハ
料金 一般 ¥4,000
U-30 ¥1,000
フレンズ ¥3,600

*30歳以下の方のためのU-30チケットのご購入方法・条件を必ずお読みください【U-30チケットのお知らせ】へ
LINE/メルマガクーポン対象公演です[使用期限 2025年12月19日(金)17:00]
発売日 フレンズ:2025年11月28日(金)10:30 / 一般:2025年12月5日(金)10:30
お問合わせ 住友生命いずみホールチケットセンター 06-6944-1188(10:30~17:00 日・祝休)

当日券については、主催者にお問合せください。

バッハの音楽はどのようにして生み出されたのか、その源流をたどる。

「バッハ2025 綾なす調和」は、バッハのゆるぎない調和の音楽を、最先端の解釈と演奏でお贈りするシリーズです。
シリーズ最終回はオルガニスト冨田一樹が、バッハの源流をたどるプログラムを披露します。冨田一樹は2016年のライプツィヒ第20回国際バッハコンクールで日本人初の第1位を獲得。バッハ演奏のスペシャリストとして知られています。自ら監修した「ヨーロッパ・オルガン音楽の伝統と継承を聴く」企画がバッハシリーズに合流。バッハが先人から学び、後世に継承したオルガン芸術の伝統を俯瞰します。今回はブクステフーデ、パッヘルベルなど北ドイツの作曲家が、バッハに与えた影響をたどります。冨田が学んだ北ドイツの町、リューベックはブクステフーデがオルガニストとして活躍をし、バッハが訪れた場所として知られています。現地のオルガンに触れ、響きや音色を肌で感じ取ることができた冨田にとって、なじみ深い作曲家の一人です。
ホールのオルガンを知り尽くしたアーティストだからこそ表現できる、唯一無二のバッハの世界に、是非ご期待ください。

冨田一樹からのメッセージ

バッハのオルガン芸術は、その時代に突如現れたわけではなく、ブクステフーデやパッヘルベル、フィッシャーといった先人たちの遺産を基盤として成り立っています。これらには豊かな即興性や対位法、賛美歌における多様な着想があり、それらがバッハにとって大きな糧となりました。バッハはその伝統を継承しつつ、洗練された対位法と神学的思想で音楽を発展させるという、いわば「揺るがぬ信念」に基づいた、比類なき芸術の世界を創りあげたのです。本公演は、古き伝統と新たな創造との融合をテーマとし、バッハ・オルガン音楽への理解を深める機会となるでしょう。
皆様のご来場、心よりお待ちしております。

 

ユースシートにご招待(限定数・先着順)

この公演に小学生から18歳以下の方をご招待します。住友生命いずみホールで音楽を聴いてみませんか。
《対象》小学生以上 18歳以下(公演当日、氏名・年齢を確認できるものをご持参ください)
《申込開始》一般発売日の10:30よりメールで受付
《締め切り》公演前日の17時まで(定員に達した時点で締め切り)
詳しい内容、申込方法等は、ユースシートのページをご覧ください。

出演者プロフィール

  • Ⓒkumiko suzuki

    冨田一樹(パイプオルガン)Kazuki Tomita, Pipeorgan

    大阪音楽大学オルガン専攻を最優秀賞を得て首席で卒業。同大学音楽専攻科オルガン専攻を修了。その後リューベック音楽大学大学院オルガン科修士課程を最高得点で修了。オルガンをアルフィート・ガスト、古楽をハンス・ユルゲン・シュノールの各氏に師事。2016年ライプツィヒ第20回バッハ国際コンクールのオルガン部門にてJ.S.バッハの本質に迫る演奏と高い技量、独自の音楽性が高く評価され、日本人初となる第一位と聴衆賞を受賞。MBS毎日放送ドキュメンタリー番組「情熱大陸」(2016年放映)でドイツでの生活と歴史的パイプオルガンに挑む様子が密着取材された。バロック音楽を得意とし、ソリストとしてだけではなく、通奏低音奏者としても活躍。自身のYouTubeチャンネルでパイプオルガンの名曲を紹介する活動も行う。住友生命いずみホール、ザ・シンフォニーホール、LICはびきの等、関西圏のコンサートホール主催のリサイタルに定期的に出演する他、全国各地のオルガンコンサートに出演。またこれまでに飯森範親指揮・スーパー・クラシック・オーケストラ、藤岡幸夫指揮・関西フィルハーモニー管弦楽団、山田和樹指揮・日本センチュリー交響楽団等と共演。近年はソプラノの森麻季とのデュオ・コンサートの他、作曲・編曲など活動の場を広げている。これまでに「咲くやこの花賞(音楽部門)」「音楽クリティック・クラブ賞(奨励賞)」「坂井時忠音楽賞」「大阪文化賞」等を受賞。神戸女学院大学非常勤講師。(一社)日本オルガニスト協会会員。
    オフィシャルサイト: https://kazukitomitaorg213.wixsite.com/home
    公式You tubeチャンネル: https://www.youtube.com/@organisttomitakazuki8436
    公式Facebook: https://www.facebook.com/kazuki.tomita.77

主催

住友生命いずみホール〔一般財団法人 住友生命福祉文化財団〕

一覧に戻る