バッハ2025 綾なす調和 Vol.3「深き淵より」
鈴木優人 バッハ・コレギウム・ジャパン

※画像をクリックしていただくと、拡大でご覧いただけます。

日時 2025年12月6日(土)
開場 15:30
開演 16:00
15:40~プレトーク 鈴木優人/堀 朋平
出演者 鈴木優人(指揮/パイプオルガン)
バッハ・コレギウム・ジャパン
藤井玲南(ソプラノ)
布施奈緒子(アルト)
櫻田 亮(テノール)
加耒 徹(バス)
演奏曲目 F.メンデルスゾーン: オルガン・ソナタ 第3番 イ長調 op. 65-3, MWV W58 
鈴木優人:詩編130編による「深き淵より」
J.S.バッハ:カンタータ 第38番〈深き悩みの淵より、われ汝に呼ばわる〉 BWV38
F.メンデルスゾーン:オルガン・ソナタ 第6番 ニ短調 op. 65-6, MWV W61
J.ブラームス: 2つのモテット op. 74
J.S.バッハ: カンタータ 第140番〈目覚めよ、とわれらに呼ばわる物見らの声〉 BWV140
字幕付
公演内容 世界最高峰のスペシャリストが描く、バッハの祈りの音楽
料金 一般 S¥9,000 A¥7,000
U-30¥3,000
フレンズ S¥8,100 A¥6,300

*30歳以下の方のためのU-30チケットのご購入方法・条件は【U-30チケットのお知らせ】へ
LINE/メルマガクーポン対象公演です[使用期限 2025年8月15日(金)17:00]
発売日 フレンズ:2025年7月26日(土)10:30 / 一般:2025年8月1日(金)10:30
お問合わせ 住友生命いずみホールチケットセンター 06-6944-1188(10:30~17:00 日・祝休)

当日券については、主催者にお問合せください。

バッハが創り上げた神への讃歌─カンタータの深みを知る

「バッハ2025 綾なす調和」シリーズは、J.S.バッハが描いた揺るぎない調和の音楽を軸に、最先端の解釈と演奏でお届けする、時代を反映した特集です。Vol.3に登場するバッハ・コレギウム・ジャパン(BCJ)は、J.S.バッハの宗教作品を中心としたバロック音楽を日本から世界へ発信し続けています。特に1995~2013年に取り組んだ〈バッハ:教会カンタータ全曲シリーズ〉では、演奏と並行して録音にも取り組み、「世界でもまれにみる偉業」と高い評価を獲得しました。カンタータ演奏のスペシャリストと名高い彼らが「バッハの宗教性」をテーマに、バッハとそれ以降の時代の祈りの音楽を披露します。
BCJの首席指揮者の鈴木優人とホールの音楽アドバイザー堀朋平がアイディアを出し合い組み立てた、この公演限りの深遠な選曲にご注目ください。鍵盤楽器奏者、作曲家、そして指揮者とマルチな活動を繰り広げる鈴木優人ならではの独創的な視点が光ります。バッハの音楽を後世に伝えたメンデルスゾーンのオルガン・ソナタの響きで、プログラムの幕は開けます。公演タイトルにも用いた詩編「深き淵より」をテーマとした自作から同テーマのカンタータへ、BCJの情趣深く光輝な音楽で導きます。公演を締めくくるのは、コラール・カンタータの中でも演奏機会の多い第140番。キリストの生誕を待つ「待降節」に公演日を迎える当コンサートにピッタリな作品であるとメイン・プログラムに据えました。他では聴くことのできない豊潤なステージにご期待ください。

シリーズセット券発売中

シリーズ6公演+7/25レクチャー&コンサート招待券(全7公演分)

セット券については▼こちら▼をご覧ください
https://www.izumihall.jp/news/notice/mainproject

バッハ2025 綾なす調和

現代を生きる演奏家たちの感性が交差する—この瞬間に息づくバッハ
企画・監修 堀 朋平

Vol.1 「線と無限」
ジャン=ギアン・ケラス(チェロ)

2025年9月25日(木)19:00 [第一夜]
9月26日(金)19:00 [第二夜]※二夜連続
単独券発売日:フレンズ 5/30 (金)  一般 6/6(金)

Vol.2 「バッハのプリズム」
佐藤俊介 (ヴァイオリン) & アンサンブル赤いはりねずみ

2025年10月24日(金)19:00
単独券発売日:フレンズ 5/30 (金)  一般 6/6(金)

Vol.3 「深き淵より」
鈴木優人 (指揮、パイプオルガン)  バッハ・コレギウム・ジャパン 他

2025年12月6日(土)16:00
単独券発売日:フレンズ 7/26 (土)  一般 8/1(金)

Vol.4 「楽器は語る」
ベルリン古楽アカデミー  平崎真弓 (ヴァイオリン) 他

2026年3月7日(土)14:00
単独券発売日:フレンズ11/28 (金)  一般 12/5(金)

Vol.5「揺るがぬ信念」
冨田一樹 (パイプオルガン)

2026年3月21日(土)16:00
単独券発売日:フレンズ11/28 (金)  一般 12/5(金)

※発売日は予定です。変更になる可能性もございますので、発売前の最新情報をご確認ください。

ユースシートにご招待(限定数・先着順)

この公演に小学生から18歳以下の方をご招待します。住友生命いずみホールで音楽を聴いてみませんか。

《対象》小学生以上 18歳以下(公演当日、氏名・年齢を確認できるものをご持参ください)
《申込開始》一般発売日(8/1)10:30よりメールで受付
《締め切り》公演前日の17時まで(定員に達した時点で締め切り)

ユースシートについての詳細、申込方法等はこちらのユースシートのページをご覧ください。

出演者プロフィール

  • ©Marco Borggreve

    鈴木優人(指揮/パイプオルガン) Masato Suzuki, Conductor/Pipe organ

    バッハ・コレギウム・ジャパン(BCJ)首席指揮者、読売日本交響楽団指揮者/クリエイティヴ・パートナー、アンサンブル・ジェネシス音楽監督、関西フィルハーモニー管弦楽団首席客演指揮者。指揮者としてNHK交響楽団、読売日本交響楽団等と共演するほか、ドイツ・ハンブルク交響楽団、オランダ・バッハ協会等に客演。25年1月にはBCJヨーロッパ公演にて自身の補筆校訂版によるモーツァルト《レクイエム》を、パリをはじめ7都市で指揮。2月にはモーツァルト《ドン・ジョヴァンニ》(美術:杉本博司)を指揮し、古楽器によるモーツァルト・オペラの上演に新風を巻き起こした。NHK-FM「古楽の楽しみ」、テレビ朝日系列「題名のない音楽会」などメディア出演も多い。東京藝術大学卒業及び同大学院修了。オランダ・ハーグ王立音楽院修了。第71回芸術選奨文部科学大臣新人賞、第18回齋藤秀雄メモリアル基金賞、第18回ホテルオークラ音楽賞、第29回渡邉曉雄音楽基金音楽賞受賞。調布国際音楽祭エグゼクティブ・プロデューサー。九州大学客員教授。
    X /@eugenesuzuki
    Facebook & Instagram / masatosuzukimusic

  • ⒸK.Miura

    バッハ・コレギウム・ジャパン (合唱/管弦楽)

    1990年鈴木雅明により創設。音楽監督に鈴木雅明、 首席指揮者に鈴木優人を擁する。世界各国から集まる古楽のスペシャリストとともにオリジナル楽器を用いてバッハを中心とした音楽遺産の理想的上演を目指し活動を行う。多数のCDが高い評価を受けるほか、カーネギーホール、コンセルトヘボウなど、世界中で活発な演奏活動を展開。23年6月ライプツィヒ・バッハ音楽祭のフィナーレ公演、24年夏BBCプロムス等の音楽祭への出演など、日本のみならず世界の音楽シーンを牽引している。2013年度第45回サントリー音楽賞を鈴木雅明と共に受賞。18年の年月をかけ完成した「バッハ:教会カンタータ全曲シリーズ」は、世界的にも貴重な成果として注目を浴び、ヨーロッパのグラミー賞と称される「エコー・クラシック賞」を受賞。20年鈴木優人指揮・ヘンデル《リナルド》 公演が第19回佐川吉男音楽賞を受賞。近年はヘンデルやモーツァルトのオペラやシューベルト、ブラームス等の多彩な作品を上演している。25年1月鈴木優人指揮によるヨーロッパ公演は、各地で満場の聴衆に迎えられ高い評価を得た。

  • ©Toshiyuki Tanaka

    藤井玲南(ソプラノ) Rena Fujii, Soprano

    東京藝術大学卒業。同大学院在学中にドイツのエアフルト歌劇場にてオペラデビューする。ライプツィヒ歌劇場研修後、ウィーン国立音楽大学リート・オラトリオ科卒業。スロヴァキア、ポーランドの歌劇場にオペラ出演。国内外の国際コンクールで多数受賞。帰国後はPMF、小澤征爾音楽塾、セイジ・オザワ松本フェスティバル、東京・春・音楽祭、井上道義指揮『ドン・ジョヴァンニ』等に出演し、佐渡裕指揮のもとホセ・カレーラスと共演した。大萩康司(ギター)や北村朋幹(ピアノ)との共演、東京オペラシティ「B→C」出演など、リサイタル活動も積極的に行っている。国立音楽大学非常勤講師。

  • Ⓒ平舘 平

    布施奈緒子(アルト) Naoko Fuse, Alto

    東京藝術大学卒業、同大学大学院音楽研究科修士課程修了。アカンサス音楽賞および同声会賞受賞。これまでに、オペラではモンテヴェルディ《ポッペアの戴冠》乳母・アモーレ、ヘンデル《リナルド》ゴッフレード、ビゼー《カルメン》メルセデス等を演じる他、バッハ《マタイ受難曲》《ヨハネ受難曲》、ヘンデル《メサイア》、ベートーヴェン《交響曲第九番》、ヴェルディ《レクイエム》等コンサートソリストとしても多くの演奏会に出演するほか、アンサンブルの分野でも活躍。2008年よりBCJ声楽メンバーとして国内外の公演・録音に参加し、バッハ《ミサ曲ロ短調》《マタイ受難曲》ベートーヴェン《ハ長調ミサ曲》メンデルスゾーン《パウルス》公演ではソリストを務めた。

  • ⒸRibaltaluce

    櫻田 亮(テノール) Makoto Sakurada, Tenor

    東京藝術大学大学院修了後、渡伊。イタリア各地でモンテヴェルディ作品出演の他、『オルフェオ』初演400年では世界的なヴィオラ・ダ・ガンバ奏者J.サヴァールらのグループとエジンバラ音楽祭等で共演。国内でもサヴァリッシュ指揮N響をはじめ数多くのオーケストラや古楽アンサンブルと共演。バロックから古典派をレパートリーに国際的に高い評価を得ており、BCJでは鈴木雅明氏の厚い信頼のもとたびたび「マタイ受難曲」エヴァンゲリストを務めている。NHK「クラシック倶楽部」「ベストオブクラシック」出演。第27回イタリア声楽コンコルソ、シエナ部門大賞受賞。ブルージュ国際古楽コンクール第2位(声楽最高位)。東京藝術大学教授。二期会会員。

  • ©Hiroki Watanabe

    加耒 徹(バス) Toru Kaku, Bass

    東京藝術大学大学院首席修了。大学院アカンサス賞受賞。バロックから現代音楽まで多くのジャンルをレパートリーに持つ。バッハ・コレギウム・ジャパンとは「マタイ受難曲」のCDに参加する他、21年1月の『エリアス』ではタイトルロールを務め絶賛された。オペラでの活躍もめざましく、『ドン・ジョヴァンニ』、『コジ・ファン・トゥッテ』、『ランメルモールのルチア』、『こうもり』等、数多くの作品に出演。25年2月ORCHARD PRODUCE2025『ドン・ジョヴァンニ』でもバッハ・コレギウム・ジャパンとの共演で、マゼット役を演じ、好評を博した。テレビ朝日「題名のない音楽会」等メディアにも多数出演。2025年4月にオクタヴィア・レコードより『TORU KAKUmeets SCHUMANN』を発売。現在、洗足学園音楽大学で非常勤講師を務める。

主催

住友生命いずみホール〔一般財団法人 住友生命福祉文化財団〕

助成

文化庁文化芸術振興費補助金(劇場・音楽堂等機能強化推進事業)
独立行政法人日本芸術文化振興会

一覧に戻る