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感動を分かち合う空間、
住友生命いずみホール
クラシック音楽に最適な残響で
「楽器の集合体」に包み込まれる感動の音楽体験
住友生命いずみホールは住友生命保険相互会社により計画・建設され、1990年4月にオープンいたしました。理想の音場の原点をウィーン・フィルハーモニー管弦楽団の本拠地「ウィーン楽友協会大ホール」に求めた、シューボックス型で 821席のコンサートホールです。天井や壁のデザインをはじめ、床、椅子、さらに 8基のシャンデリアなどの緻密に計算された音響効果により、「楽器の集合体」に包み込まれるような空間を実現しました。残響時間はクラシックの室内楽にふさわしい1.8秒~2秒。
互いの息遣いさえ感じられるステージと客席の一体感は、世界的なアーティストにも愛されています。
明るくやわらかな音色が特長の、フランス・ケーニヒ社製のパイプオルガン、ベートーヴェンと同時代の1820年代のナネッテ・シュトライヒャー製フォルテピアノなど、他のホールでは味わうことのできない特色ある楽器を備えています。
「音楽学者のいるホール」として、礒山雅、堀朋平とともにホールの特性を活かした独自のコンサートを年間30公演程度制作。国内外の一流アーティストの紹介や地元の演奏家の積極的な起用に加え、誰もがクラシック音楽に親しめる企画、若手演奏家や人材の育成など音楽文化の拠点としての取り組みに力を注いでいます。
レジデント・オーケストラ「いずみシンフォニエッタ大阪」は関西にゆかりのある演奏家で構成され、新作初演、近現代音楽の演奏を通し、次世代につながる新しい音楽を発信しています。
ホールを運営する一般財団法人住友生命福祉文化財団は、昭和35年10月に住友生命保険相互会社の寄付により財団法人住友生命社会福祉事業団として設立、平成25年4月1日より一般財団法人住友生命福祉文化財団に移行、社会の福祉および文化の振興に貢献すべく事業を展開しています。
設計 | 日建設計・大阪 |
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形状 |
シューボックスタイプ (巾20.5m/奥行35.5m/高さ14.75m) |
客席数 | 821席 |
残響時間 | 1.8~2.0秒 (音響設計=日建設計/ヤマハ音響研究所) |
シャンデリア | 石井幹子 |
内装仕上材 | 北海道産ナラ材 |