住友生命いずみホール:所蔵楽器:パイプオルガンは、どんな楽器?

 

オルガンは、その大きさ、造形美、荘厳な響きから「楽器の王様」とも「女王様」とも言われています。異なった形、材質でできたパイプがあり、その長さは8ミリから5メートルにまで及びます。それらに風を送って、音を鳴らします。幅広い音域と様々な音色が生まれるのは、こうしたバラエティに富んだパイプがあるからです。

住友生命いずみホールのオルガンには手鍵盤が4段、足鍵盤が1段あります。それぞれの鍵盤にあわせて、3623本もの専用パイプがオルガン本体の中に組まれています。専用のパイプは音色別に分れており、46種類の「ストップ(音栓)」と呼ばれるノブで操作します。また複数の鍵盤があるので、両手を別々に使って違った音色で弾くこともできますし、1つの鍵盤から違う鍵盤に移って、即座に音色を変えることもできるのです。足鍵盤は主に低音に使われます。

第3鍵盤は、よろい戸の付いた箱に入っていて、それを開閉することにより音に強弱がつけられます。また、ストップの組み合わせをメモリーに記憶させておいて、演奏中にコンビネーション操作ボタンで自在に変えることもできます。
オルガンは、たった一人で操ることのできるオーケストラと言えるでしょう。オルガニストの役目は、この複雑な楽器を操って、表情豊かな音楽を皆さまにお届けすることなのです。