シューベルト――約束の地へ
Vol.5 いつまでも伝わるもの――自然、神話、そして心

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日時 2024年1月17日(水)
開場 18:30
開演 19:00
出演者 イアン・ボストリッジ(テノール)
ジュリアス・ドレイク(ピアノ)
演奏曲目 郷愁 D456/あこがれ D879/戸外にて D880/あなたと二人きりでいると D866-2/さすらい人が月によせて D870/臨終を告げる鐘 D871/真珠D466/みずからの意志で沈む D700/怒れるディアナに D707/とらわれた狩人の歌 D843/ノーマンの歌 D846/さすらい人 D493/ヒッポリートの歌 D890/リュートによせて D905/わがピアノに D342/小川のほとりの若者 D300/オオカミくんが釣りをする D525/眠りの歌 D527/友たちへ D654/緑のなかの歌 D917/孤独な男 D800/夕映えのなかで D799
料金 S ¥8,000
A ¥6,000
U-30 ¥3,000
フレンズ S ¥7,200
フレンズ A ¥5,400

◎メルマガクーポン対象公演
発売日 フレンズ:2023年9月29日(金)10:30 / 一般:2023年10月7日(土)10:30
お問合わせ 住友生命いずみホールチケットセンター 06-6944-1188

もうひとつの《冬の旅》へ

《冬の旅》がそうであったように、わかりやすい物語をくつがえしながら、でも“感情の旅路”をあらたに描き出すーそこに聴き手ひとりひとりが自分を重ね、それぞれに意味を見つけてほしいのです……

イアン・ボストリッジ ホール情報誌「Jupiter」202号インタビューより

世界一のシューベルト歌手が渾身の力で作りあげた、感動的な2幕の旅へ一

やさしい抒情性をたたえながらも、ときに言葉のいちばん深いところを抉ってゆく知性のひと。三大歌曲集もさることながら、じつは個別歌曲たちを編みなおして紡がれる“物語”の深みにこそ、ボストリッジの真価はあるのです。

このたび私たちのたってのリクエストに応じて紡がれるのは、シューベルト美学への深い共感に裏づけられた、当ホールでしか聴けない無二の“物語”です。その前半に広がるのは、伸びやかなあこがれと、めくるめく神話の絵巻物。後半では、抜き差しならぬものとなった孤独をいずみと楽器が癒し、やがて友に囲まれて安らかに逝く幸せがおとずれます。

まさしく《冬の旅》の旅人には見ることのできなかった幾多の風景。移調や詩節の短縮などのこまやかな配慮によって、あるいは曲どうしの接続に深い意味をあたえる“フェイドイン”効果などの作りこみによって、珠玉の歌曲たちは驚くべき新たな光を浴びて私たちに前にあらわれるでしょう。字幕スーパーによって、物語はいっそうクリアに浮かびあがります。

世界一のシューベルト歌手が渾身の力で作りあげた、感動的な2幕の旅へ一

堀 朋平(住友生命いずみホール音楽アドバイザー)

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対象
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配布期間
2023年3月より不定期配
使用期限
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シューベルト ――約束の地へ シリーズ6公演

Vol.1 地に沁みわたる神性
8月4日(金) 19:00 神尾真由子 with Friends
Vol.2 いま、超越へ―
9月16日(土) 16:00 鈴木雅明(指揮) & バッハ・コレギウム・ジャパン
Vol.3 答えなき“謎”
11月5日(日) 14:00 ハーゲン・クァルテット
Vol.4 詩情は4つの世紀をこえて
11月22日(水) 19:00 ティル・フェルナー(p)
Vol.5 いつまでも伝わるもの――自然、神話、そして心
2024年1月17日(水) 19:00 イアン・ボストリッジ(T)& ジュリアス・ドレイク(p)
Vol.6 歴史をきざむ三者(トリニティ) 
2024年2月22日(木)19:00 トリオ・アコード
特別企画―レクチャー&コンサート 幸福は、いまここに。
5月30日(火)19:00 堀朋平(お話)松原友(T/お話) ほか

ユースシートにご招待(限定数・先着順)

この公演に小学生から18歳以下の方をご招待します。住友生命いずみホールで音楽を聴いてみませんか。

《対象》小学生以上 18歳以下(公演当日、氏名・年齢を確認できるものをご持参ください)
《申込開始》一般発売日(10/7)10:30よりメールで受付
《締め切り》公演前日の17時まで(定員に達した時点で締め切り)

ユースシートについての詳細、申込方法等はこちらのユースシートのページをご覧ください。

【限定数/先着】U-30チケットでお得に!

30歳以下のお客様へ特別価格、U-30チケットをご用意いたしました。
U-30チケットはオンライン・チケットサービスのみでの販売です。ご購入方法や条件など詳細は【こちらのページ】も併せてご覧ください。

□当日、生年月日を確認できる証明書を必ずご持参ください。お忘れの場合追加料金が発生します。ご了承ください。
□オンライン・チケットサービス限定販売です。予定枚数に達した時点で販売終了いたします。
□窓口販売・電話予約の受付はございません。
□小学生以上、公演開催月に31歳の誕生日を迎えられる方までが対象です。

出演者プロフィール

  • イアン・ボストリッジ (テノール) Ian Bostridge, Tenor

    ザルツブルク、エディンバラ等の主要音楽祭や、ウィーン・コンツェルトハウス、カーネギー・ホール、アムステルダム・コンセルトヘボウ、ウィグモア・ホール等に、オペラではウィーン国立歌劇場、バイエルン国立歌劇場、ベルリン・ドイツ・オペラ、ミラノ・スカラ座等に登場。ベルリン・フィル、ウィーン・フィル、ロイヤル・コンセルトヘボウ管、ロンドン響、シカゴ響、ボストン響、ニューヨーク・フィル、ロサンゼルス・フィル等のオーケストラと、サイモン・ラトル、コリン・デイヴィス、小澤征爾、アントニオ・パッパーノ、リッカルド・ムーティ、ムスティスラフ・ロストロポーヴィチ、ダニエル・バレンボイム、ダニエル・ハーディング等の指揮者と共演している。
    録音では、グラミー賞に計15回ノミネートされている。近年はトーマス・アデスと「シューベルト:冬の旅」、サスキア・ジョルジーニと「美しき水車小屋の娘』、パッパーノと「シェイクスピア・ソングズ』&『レクイエム~戦争の悲哀」をリリース。
    オックスフォード大学で歴史学の博士課程修了&名誉学士、セント・アンドリュース大学の名誉音楽博士。2004年CBE勲章を受勲。著書「シューベルトの「冬の旅」」でダフクーパー賞を受賞。

  • ジュリアス・ドレイク (ピアノ) Julius Drake, Piano

    傑出したコラボレーティヴ・ピアニスト。これまでに、アムステルダム・コンセルトヘボウ、ベルリン・フィルハーモニー、ウィーン・ムジークフェライン、ウィグモア・ホール等の主要ホールやザルツブルク音楽祭等に登場し、室内楽のスペシャリストとして世界の一流アーティストと共演を重ねる。毎年ロンドンのミドル・テンプル・ホールで一流の歌手とのリサイタル「ジュリアス・ドレイクと仲間たち」を開催し、サー・トーマス・アレン、オラフ・ベーア、イアン・ポストリッジ、デイム・サラ・コノリー、アリス・クート、ルーシー・クロウ、アンゲリカ・キルヒシュラーガーをはじめ数多くの優れた歌手を招いている。
    ジェラルド・フィンリー、クリストフ・プレガルディエン、アンナ・プロハスカ等と膨大な録音を残し、グラモフォン賞をはじめ数多くの賞を受賞。
    2009年よりウェールズのマカンスレス音楽祭芸術監督。グラーツ音楽大学およびギルドホール音楽演劇学校教授。

主催

住友生命いずみホール〔一般財団法人 住友生命福祉文化財団〕

助成

文化庁文化芸術振興費補助金
劇場・音楽堂等活性化・ネットワーク強化事業(地域の中核劇場・音楽堂等活性化)
独立行政法人日本芸術文化振興会

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