走りだす、ベートーヴェン
彗星 8つの軌道
ベートーヴェン ピアノ・ソナタ全曲シリーズ Vol.2 アブデル・ラーマン・エル=バシャ

※画像をクリックしていただくと、拡大でご覧いただけます。

日時 2026年12月10日(木)
開場 18:30
開演 19:00
出演者 アブデル・ラーマン・エル=バシャ(ピアノ)
演奏曲目 ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ
 第1番 ヘ短調 op.2-1
 第18番 変ホ長調 《狩り》op.31-3
 第24番 嬰ヘ長調《テレーゼ》op.78
 第25番 ト長調 op.79
 第23番 ヘ短調《熱情》op.57
公演内容 若き中期の《熱情》が光り輝く
 ベートーヴェンを「生きる」ということ――ひとつの人生の道
料金 一般 ¥6,000
U-30 ¥2,500
フレンズ ¥5,400

*30歳以下の方のためのU-30チケットのご購入方法・条件は【U-30チケットのお知らせ】へ
*本公演はLINE/メルマガクーポン対象公演です(使用期限 2026年8月21日 17:00)
発売日 フレンズ:2026年7月31日(金)10:30 / 一般:2026年8月7日(金)10:30
お問合わせ 住友生命いずみホールチケットセンター 06-6944-1188(10:30~17:00 日・祝休)

当日券については、主催者にお問合せください。

ベートーヴェン ピアノ・ソナタ全曲シリーズ第2章 情熱の軌道

アニバーサリーイヤーに向けて進む、《彗星 8つの軌道》。ベートーヴェンが生涯をかけて書き続けた32曲のピアノ・ソナタを、8人のピアニストで辿ります。プログラムは音楽アドバイザー堀 朋平が監修。各回が初期・中期・後期を横断しながら、それぞれ独自の“軌道”を描きます。
Vol.2に登場するのは、アブデル・ラーマン・エル=バシャ。その演奏は、外面的な効果ではなく、音楽の内側にある構造や必然性を照らし出し、聴く者を作品の核心へと導きます。
彼はベートーヴェンの作品についてこう語ります。「ベートーヴェンにとって、それぞれの調性は独自の音楽世界です。その調性から、特別な感情や表現が生まれます。」
本公演はいわゆる後期作品を含まず、若きベートーヴェンの創造力が鮮やかに発露する構成です。全体は「ヘ短調」という情熱と受難の調で始まり、同じ調へと帰結する“情熱の軌道”。
第18番《狩り》(変ホ長調)は生命力に満ちた伸びやかな音楽でありながら、ヘ短調の陰影を内包し、次の展開を予感させます。第24番(嬰ヘ長調)はこの軌道から半音だけ隔たり、内容的には最も遠い優しさと繊細さをもつ対照的な存在です。第25番(ト長調)は小さなソナチネでありながら、穏やかな光を投げ込み、全体の緊張関係をしなやかに保ちます。
そして最後に置かれた《熱情》。この作品は単独でもコンサートを成立させるほどの圧倒的な重みを持ちながら、あえて近接する作品に囲まれることで、その激しさと深さを一層際立たせます。初期のヘ短調に含まれていた緊張は、ここで極限まで押し広げられます。
エル=バシャはまた、ベートーヴェンの音楽をこう語ります。
「ベートーヴェンの音楽は私にとって人生における信念であり、どのように生きるべきかを示してくれるものでした。そこには普遍的な愛や正義への思い、人間同士の連帯への信念が込められているのです。」

ユースシートにご招待(限定数・先着順)

この公演に小学生から18歳以下の方をご招待します。住友生命いずみホールで音楽を聴いてみませんか。
《対象》小学生以上 18歳以下(公演当日、氏名・年齢を確認できるものをご持参ください)
《申込開始》一般発売日の10:30よりメールで受付
《締め切り》公演前日の17時まで(定員に達した時点で締め切り)
詳しい内容、申込方法等は、ユースシートのページをご覧ください。

出演者プロフィール

  • ©Marco Borggreve

    アブデル・ラーマン・エル=バシャ(ピアノ) Abdel Rahman El Bacha, Piano

    これまでに、ザルツブルク・モーツァルテウム、パリ・シャンゼリゼ劇場、アムステルダム・コンセルトヘボウ、ミュンヘン・ヘラクレスザールをはじめとする世界の主要ホールに登場し、ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団、パリ管弦楽団、スイス・ロマンド管弦楽団、NHK交響楽団等のオーケストラと共演している。
    フォルラーヌ・レーベルからリリースしたプロコフィエフ作品の録音でシャルル・クロ・アカデミー大賞を獲得し、プロコフィエフ夫人から賞を手渡された。同レーベルからは、バッハやラヴェルの協奏曲のほか、シューマン、シューベルト、ラフマニノフの作品集、ショパンのピアノ作品全集等を、オクタヴィア・レコードからはラヴェルのピアノ・ソロ作品全集、バッハの平均律クラヴィーア曲集、シューベルトの即興曲集、グラナドスの『ゴイェスカス』を、ミラーレからはプロコフィエフのピアノ・ソロ作品集とベートーヴェンのピアノ・ソナタ全集をリリースしている。近年はMClassicsからプロコフィエフのピアノ・ソナタ第6、7、8番、『J.S.バッハ:ゴルトベルク変奏曲&イタリア協奏曲』をリリースしている。
    作曲家としても活躍目覚ましく、自作のピアノ作品アルバム『アラベスク』をミラーレからリリースしている。1998年フランス政府よりフランス芸術文化勲章シュヴァリエを授与され、2002年にはレバノン大統領より功労賞の最高位メダルを贈られた。2019年、ベルギーのルーヴェン・カトリック大学から名誉博士号を授与された。フランスとレバノンの2つの国籍を持つ。

主催

住友生命いずみホール〔一般財団法人 住友生命福祉文化財団〕

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