メンデルスゾーン——光のほうに
Vol.4 波濤 —荒ぶる天才、北へ
大阪フィルハーモニー交響楽団

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日時 2025年1月29日(水)
開場 18:30 プレトーク18:30~18:45
開演 19:00
出演者 山田和樹(指揮)
大阪フィルハーモニー交響楽団
小林愛実(ピアノ)
演奏曲目 劇付随音楽 《アンティゴネ》 序曲 op.55, MWV M12
交響曲 第1番 ハ短調 op.11, MWV N13
ピアノ協奏曲 第2番 ニ短調 op.40, MWV O11
交響曲 第3番 イ短調 op.56, MWV N18 《スコットランド》
公演内容 聴く者を虜にする指揮者・山田和樹と大阪の4つのオーケストラによるプロジェクト再び!
企画・監修:堀朋平、山田和樹
料金 一般¥7,000
U-30¥3,000
フレンズ¥6,300

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シリーズセット券発売中【4公演セット券+11/6レクチャー&コンサート招待券
一般 ¥24,000
フレンズ ¥19,000
発売日 フレンズ:2024年9月27日(金)10:30 / 一般:2024年10月4日(金)10:30
お問合わせ 住友生命いずみホールチケットセンター 06-6944-1188

当日券については、主催者にお問合せください。

時を超えたプログラムにこめられた、天才の荒々しいエネルギー

“光”は、反対のイメージに支えられてはじめて輝きます。陽光まぶしいイタリア旅行と前後して、20歳の青年がおもむいたのは北の国。当地の廃墟からインスピレーションを受けて書きだされた交響曲《スコットランド》は、当時きわめて稀な「イ短調」の音調にのって、破格な形式で荒ぶります。

後年のメンデルスゾーンは、古代の演劇をよみがえらせてドイツの結束を高める動きにも力を貸しました。この成果として、まさに悲劇の調で書かれたのが劇付随音楽《アンティゴネ》。その後期序曲を15歳のシンフォニーにつづけることで、時を超えた荒々しい情念の世界に身を浸しましょう。

そう、荒々しい短調の曲をあつめた最終夜。ニ短調コンチェルトは、メインの《スコットランド交響曲》に比肩するエネルギーを秘めた力作です。情熱的なソリストによって、3年前のショパンコンクールの熱気が——いちだんと深められたかたちで——ホールに広がることでしょう。

堀 朋平(企画・監修/住友生命いずみホール音楽アドバイザー)

ユースシートにご招待(限定数・先着順)

この公演に小学生から18歳以下の方をご招待します。住友生命いずみホールで音楽を聴いてみませんか。
《対象》小学生以上 18歳以下(公演当日、氏名・年齢を確認できるものをご持参ください)
《申込開始》一般発売日(10/4)10:30よりメールで受付
《締め切り》公演前日の17時まで(定員に達した時点で締め切り)
ユースシートについての詳細、申込方法等はこちらのユースシートのページをご覧ください。

出演者プロフィール

  • ©Zuzanna Specjal

    山田和樹(指揮) Kazuki Yamada

    2009年第51回ブザンソン国際指揮者コンクールで優勝。ほどなくBBC交響楽団を指揮してヨーロッパ・デビュー。同年、ミシェル・プラッソンの代役でパリ管弦楽団を指揮して以来、破竹の勢いで活躍の場を広げている。2012年~2018年スイス・ロマンド管弦楽団の首席客演指揮者、2016/17シーズンからモンテカルロ・フィルハーモニー管弦楽団芸術監督兼音楽監督、2023年4月からバーミンガム市交響楽団首席指揮者兼アーティスティックアドバイザーを務め、その後、2024年5月には同団音楽監督に就任。日本では、東京混声合唱団音楽監督兼理事長、学生時代に創設した横浜シンフォニエッタの音楽監督として活動、2026年4月1日より東京芸術劇場の芸術監督(音楽部門)に就任予定。サンタ・チェチーリア国立アカデミー管弦楽団、ボストン交響楽団、トゥールーズ・キャピトル国立管弦楽団、フランス国立管弦楽団への定期的な客演、最近ではベルリン・ドイツ交響楽団、オスロ・フィルハーモニー管弦楽団、スペイン国立管弦楽団、シカゴ交響楽団へのデビューを果たした。2025年6月には、ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団にデビューを予定している。

  • Ⓒ飯島 隆

    大阪フィルハーモニー交響楽団 Osaka Philharmonic Orchestra

    1947年朝比奈隆を中心に「関西交響楽団」という名称で創立、1960年改称。創立から2001年までの55年に亘り朝比奈隆が音楽総監督・常任指揮者を務めた。大植英次音楽監督時代には「星空コンサート」「大阪クラシック」といった大型プロジェクトで注目を集め、2014~2016シーズンは井上道義を首席指揮者に迎え、「ショスタコーヴィチ/交響曲第4番」「交響曲第7番」「交響曲第11番」の録音で高い評価を得た。2018年4月、尾高忠明が音楽監督に就任。現在、フェスティバルホール(大阪・中之島)を中心に全国各地で演奏活動を展開している。2024年4月より、クラリネット奏者のダニエル・オッテンザマーがアーティスト・イン・レジデンスに就任。2017年度文化庁芸術祭・優秀賞受賞。2017・2018年度関西音楽クリティック・クラブ賞本賞、大阪文化祭賞を2年連続で受賞。2024年1月、最新盤となる「ブルックナー/交響曲第7番」(尾高忠明指揮:2023年1月録音)をフォンテックよりリリース。
    オフィシャル・ホームページ https://www.osaka-phil.com

  • ⒸShuhei Tsunekawa

    小林愛実(ピアノ )Aimi Kobayashi

    2021年10月「第18回ショパン国際ピアノコンクール」第4位入賞。7歳でオーケストラと共演、9歳で国際デビューを果たす。これまでに、スピヴァコフ指揮モスクワ・ヴィルトゥオーゾ、ブリュッヘン指揮18世紀オーケストラ、ジャッド指揮ブラジル響、ポスカ指揮チューリヒ・トーンハレ管など国内外における多数のオーケストラと共演している。2010年14歳でEMI ClassicsよりCDデビュー。サントリーホールで日本人最年少となる発売記念リサイタルを開催した。2015年10月「第17回ショパン国際ピアノコンクール」ファイナリストとなった。2018年にはワーナークラシックスとインターナショナル契約し、「ニュー・ステージ~リスト&ショパンを弾く」をリリース。今秋、最新CD「シューベルト・アルバム(仮)」を発売予定。フィラデルフィア・カーティス音楽院で、マンチェ・リュウ教授のもと研鑽を積んだ。2022年3月、第31回出光音楽賞受賞。

主催

住友生命いずみホール〔一般財団法人 住友生命福祉文化財団〕

共催

公益社団法人大阪フィルハーモニー協会

助成

文化庁文化芸術振興費補助金
劇場・音楽堂等活性化・ネットワーク強化事業(地域の中核劇場・音楽堂等活性化)
独立行政法人日本芸術文化振興会

後援

大阪・神戸ドイツ連邦共和国総領事館

後援

ゲーテ・インスティトゥート・ヴィラ鴨川

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