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シューベルト――約束の地へ
レクチャー&コンサート「幸福は、いまここに。」
日時 |
2023年5月30日(火) 開場 18:00(座席引換開始) 開演 19:00 |
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出演者 | 堀朋平(お話) 松原 友(テノール/お話) 三井ツヤ子(メゾ・ソプラノ) 清水徹太郎(テノール) 森 寿美(バリトン) 武久竜也(バス) 越知晴子(ピアノ) |
演奏曲目 | フランツ・シューベルト: 酒宴の歌「兄弟たちよ、われらが人生の行路は」 D148 夜の明かり D892 / 夜 D983 /ゴンドラの乗り手 D809 愛の霊 D747 / 詩編 第23番 D706 セレナーデ D920 / 娘の愛の立ち聞き D698 18のドイツ舞曲とエコセーズ D783より ミヒャエル・ハイドン:セレナーデ MH594 ほか |
公演内容 | シューベルトに愛情を注ぐ堀朋平が、同じく情熱を傾ける松原友と共にシューベルトの美しいパートソング(重奏歌曲)の世界を辿ります。 作品に込められた“愛”と“友”をめぐるメッセージを読み解くレクチャー&コンサート。 パートソングの他、ソロ歌曲やピアノ・ソロを織り交ぜたオリジナルな夕べをお送りいたします。 珠玉の名作の数々をお楽しみください。 |
料金 | 無料・要事前申し込み (シューベルトシリーズ6公演セット券ご購入の方は申し込み不要) <応募方法> 必要事項を記入の上、下記宛先までメールもしくは往復はがきにてお申込みください。 ●メール ①氏名(フリガナ) ②ご住所 ③お電話番号 ④メールアドレス ⑤レクチャー&コンサート参加ご希望とご記入の上、お申込みください。 [送信先]件名「シューベルト・レクチャー」として、kikaku@izumihall.jpまで ※izumihall.jpからのメールが受信できるよう、設定をお願いいたします。 ●往復葉書 ①氏名(フリガナ) ②ご住所 ③お電話番号 ④メールアドレスご記入の上、下記宛にお送りください。 (あて先) 〒540-0001 大阪市中央区城見1-4-70 住友生命いずみホール「レクチャー&コンサート」係 →5月22日(月)必着 ※4/29以降にご応募いただいた方への当選の発表はメールまたはご招待状の発送をもって代えさせていただきます。 ●1通のお申込みで1名様をご招待します。 ●応募多数の場合は抽選になります。 ●お席は当日座席指定です。ご入場前に座席券とお引換えください。 当選者には5/3(水)~5/10(水)にご招待状をご住所へ郵便で発送いたします。(予定) ※頂戴した個人情報は結果通知と当日運営にのみ使用し、住友生命いずみホールが責任を持って管理させていただきます。 ※未就学児の入場はご遠慮ください。 |
お問合わせ | 住友生命いずみホール企画部 06-6944-1130 |
聴きどころ
シューベルトの「約束の地」は、憂いと孤独に浸された世界。しかしそんなムードからだいぶ離れたジャンルがひとつだけあります。パートソング、つまり重唱曲です。
気の合う少人数で肩よせあって歌われた曲種ですから、陽気であたたかな和気にあふれています。親密な友愛、自然にひたる愉悦、にぎわしい酒宴……
およそ120にのぼるパートソングには、この作曲家にあって例外的に“多幸”な世界が広がっているのです。
しかも当時のドキュメントを調べてみると、これらの作品は、かなり大きなホールでも「各パート1人」で歌われていたことがわかります。ここ住友生命いずみホールの空間は、そんな空気を再現するのに打ってつけ。珠玉の名作
を選りすぐり、さらにソロ歌曲やピアノ・ソロを織り交ぜたオリジナルな夕べをお楽しみください。
舞台にあがるのは、みな関西を拠点とするアーティスト。仕掛け人である二人の「とも」(友・朋)の呼びかけに、5人の仲間が応じてくれました。シューベルトの友の輪よ、願わくば私たち7人の呼び声から、もっと広がれ!! 住友生命いずみホール音楽アドバイザー 堀 朋平
《限定数》シューベルト ――約束の地へ 6公演セット券
一般¥39,000【4/7(金)一般発売】
フレンズ¥35,100【3/31(金)優先発売】
※5/30レクチャー&コンサート招待券付
<シリーズ一覧&単独券の発売日はこちら>
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Vol.1 地に沁みわたる神性
〇8月4日(金) 19:00 神尾真由子 with Friends
Vol.2 いま、超越へ―
〇9月16日(土) 16:00 鈴木雅明(指揮) & バッハ・コレギウム・ジャパン
Vol.3 答えなき“謎”
〇11月5日(日) 14:00 ハーゲン・クァルテット
Vol.4 詩情は4つの世紀をこえて
〇11月22日(水) 19:00 ティル・フェルナー(p)
Vol.5 いつまでも伝わるもの――自然、神話、そして心
〇2024年1月17日(水) 19:00 イアン・ボストリッジ(T)& ジュリアス・ドレイク(p)
Vol.6 歴史をきざむ三者(トリニティ)
〇2024年2月22日(木)19:00 トリオ・アコード
特別企画―レクチャー&コンサート 幸福は、いまここに。
〇5月30日(火)19:00 堀朋平(お話)松原友(T/お話) ほか
出演者プロフィール
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堀 朋平(お話) Tomohei Hori
住友生命いずみホール音楽アドバイザー。国立音楽大学ほか講師。東京大学大学院博士後期課程修了。博士(文学)。近刊『わが友、シューベルト』(アルテスパブリッシング、2022年)。著書『〈フランツ・シューベルト〉の誕生――喪失と再生のオデュッセイ』(法政大学出版局、2016年)、共著『バッハ キーワード事典』(春秋社、2012年)、訳書ヒンリヒセン『フランツ・シューベルト』(アルテスパブリッシング、2017年)、共訳書バドゥーラ=スコダ『新版 モーツァルト――演奏法と解釈』(音楽之友社、2016年)、ボンズ『ベートーヴェン症候群』(春秋社、2022年)など。
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松原 友(テノール、お話)Tomo Matsubara
東京藝術大学卒業。同大学院修了。ロームミュージックファンデーション、野村財団奨学生としてミュンヘン音楽大学大学院、ウィーン国立音楽大学リート・オラトリオ科卒業。第14回松方ホール音楽賞、第81回、83回日本音楽コンクール第3位・岩谷賞(聴衆賞)、第71回文化庁芸術祭新人賞受賞。
これまで日本、ヨーロッパにおいてリサイタルを開催し、NHKリサイタルノヴァ、ルールトリエンナーレ、トビリシ音楽祭、小澤征爾音楽塾、サイトウキネンフェスティバル、フェニックスホール・レヴォリューションシリーズ、PMF音楽祭に出演。小澤征爾、ウルフ・シルマー、準・メルクル、インゴ・メッツマッハー、ハルトムート・ヘンヒェン、山田和樹他、国際的な指揮者と共演を重ねる。ミュンヘン・プリンツレゲンテン劇場、日生劇場、東京二期会、関西二期会等の公演に出演、オラトリオにおいてはバッハ「マタイ受難曲」の福音史家をはじめ、ツィンマーマン「わたしは改めて太陽の下に行われる虐げのすべてを見た」(新日本フィルハーモニー交響楽団定期演奏会・日本初演)等現代の作品に至るまで数多くの公演に出演。
東京藝術大学、京都市立芸術大学、武蔵野音楽大学、同志社女子大学、相愛大学、大阪音楽大学、大阪教育大学、夕陽丘高校、相愛高校各非常勤講師。東京二期会会員。ALM・コジマ録音よりCD「シューベルト歌曲集」発売。2023年よりシューベルト歌曲連続演奏会~Der Weg zum 2028~を開催。 -
三井ツヤ子(メゾソプラノ) Tsuyako Mitsui
京都市芸術大学音楽学部声楽家を首席で卒業。学生時代、故佐々木成子、故植田治男氏に師事。
ウィーン国立音楽大学リート・オラトリオ科に留学。故エリック・ヴェルバ、故アリーン・オジェー女史に師事。1978~86年フランクフルト、カールスルーエ両国立音楽大学の声楽講師として教鞭を執るかたわら内外で演奏活動を続けてきた。1984、85年シュツゥットガルト・バッハ夏期講習、87年シュパイヤー、95、97,99年ドイツ・マタイザーマスタークラスの夏期講習の声楽講師として招かれ、リサイタルと併せて大好評を博した。2013年3月ウィーンにて没後20年の恩師を偲ぶリサイタルを開催2020年度、藤堂音楽賞受賞。一般社団法人 日本シューベルト協会理事長。(公財)高槻市文化財団、関西二期会各理事。京都市立芸術大学名誉教授。京都市文化功労者。
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清水徹太郎(テノール) Tetsutaro Shimizu
京都市立芸術大学卒業、同大学院修了。第33回飯塚音楽コンクール第1位、第82回日本音楽コンクール入選他多数上位入賞。文部科学大臣賞、平成29年度坂井時忠音楽賞、平成30年兵庫県芸術奨励賞他多数受賞。室内楽・宗教曲では「第九」「天地創造」「千人交響曲」「メサイア」「マタイ受難曲」「ヨハネ受難曲」「クリスマスオラトリオ」等多数のテノールソロを務める。オペラでは「カルメン」「ボエーム」「魔笛」「ファルスタッフ」「夕鶴」「オテロ」「サロメ」等多数出演。2017年びわ湖ホール「ラインの黄金」のローゲ役、2018年NHK音楽祭「エフゲニー・オネーギン」トリケ役を好演。2019年NHKーFMリサイタルパッシオに出演。PMF音楽祭プレミアムコンサートへ急遽代役出演し、C=エッシェンバッハ指揮マーラー千人の交響曲ソリストにおいてその存在感をゆるぎないものとした。兵庫県音楽活動推進会議委員。びわ湖ホール声楽アンサンブルソロ登録メンバー、≪びわ湖ホール四大テノール≫メンバーとして活動中。京都市立芸術大学、大阪音楽大学、滋賀大学各講師として後進の指導にもあたっている。
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森 寿美(バリトン)Toshimi Mori
大阪教育大学卒業。沖縄県立芸術大学大学院修了。ミュンヘン音楽大学大学院修了。第5回長久手国際声楽オペラコンクール第1位、第43回ドヴォルジャーク国際声楽コンクールオペラ部門 第2位(チェコ)、第79・85回日本音楽コンクール 声楽部門(歌曲)入選、ABC新人コンサート音楽賞等の受賞がある。これまでにヘルムート・リリング、ウルフ・シルマー、秋山和慶各氏など著名な指揮者のもとでソリストとして出演した。またミュンヘン放送管弦楽団、カルロヴィヴァリ交響楽団(チェコ)、名古屋フィルハーモニー管弦楽団、中部フィルハーモニー交響楽団、大阪交響楽団、兵庫県立芸術文化センター管弦楽団等との共演があり『ヨハネ受難曲』、『天地創造』、『第九』、『ドイツ・レクイエム』等に出演する。オペラでは、プリンツレゲンテン劇場(ミュンヘン)、堺シティオペラ、みつなかオペラ等に出演し、『フィガロの結婚』伯爵、『魔笛』パパゲーノ、『ラ・ボエーム』マルチェッロ、『メリー・ウィドウ』ダニロ等の出演がある。ドイツリート演奏活動も積極的に取り組んでおり、NHK-FM『リサイタル・ノヴァ』、日本演奏連盟主催リサイタル(大阪、いずみホール) に出演するなど活動の場を広げている。マイスタークラスでは、ヘルムート・ドイチュ、ルドルフ・ピエルナイ各氏等のクラスを受講する。現在、愛知県立芸術大学准教授、名古屋芸術大学非常勤講師として後進の指導にあたっている。
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武久竜也(バス) Tatsuya Takehisa
エリザベト音楽大学大学卒業ならびに同大学院修士課程修了後、ノルトライン・ヴェストファーレン州立ミュンスター音楽大学に留学。これまでに声楽を野木芳枝、灘井誠、小野村和弘、レナーテ・ファルティン、ウタ・シュプレッケルゼン、大森地塩の各氏に師事。
オペラではモーツァルト『魔笛』ザラストロ役、プッチーニ『ラ・ボエーム』コッリーネ役、R.シュトラウス『ナクソス島のアリアドネ』トゥルファルディン役など数多くの主要な役を演じており、「第九」やマーラー「交響曲8番」をはじめとするオーケストラ作品、バッハ「ヨハネ受難曲」「マタイ受難曲」、ヘンデル「メサイア」、ベートーヴェン「ミサ・ソレムニス」、メンデルスゾーン「エリアス」などの宗教曲のソリストも務めてそれぞれに高い評価を得ている。近年は著名な指揮者やオーケストラとの共演も多く、関西において活躍の目覚ましいバス歌手の1人。またドイツ歌曲にも積極的に取り組んでおり、過去に開催した二度のリサイタルではシューベルト「白鳥の歌」、シューマン「詩人の恋」(それぞれに全曲)を演奏している。
関西二期会準会員、堺シティオペラ、日本シューベルト協会各会員。神戸市混声合唱団団員。大阪音楽大学付属音楽院声楽講師、奏美アートスペース声楽講師。
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越知晴子(ピアノ) Haruko Ochi
京都市出身。京都市立芸術大学卒業。同大学院修了。ロームミュージックファンデーションから助成を受け渡独。ミュンヘン国立音楽大学大学院修了。同大学講師を経て帰国。第7回Josef Suder国際歌曲コンクールにて最優秀伴奏者賞受賞。Kissinger sommer国際音楽祭、仙台クラシックフェスティバル、ロームミュージックフェスティバル等国内外の数多くの演奏会に出演。静岡国際オペラコンクール公式伴奏者またベートーヴェンバイオリンソナタ全曲演奏会、シャネルピグマリオンデイズ室内楽シリーズなど室内楽の分野においても活躍する。バイエルンラジオ放送、NHK-FM、NHKテレビ番組“らららクラシック”“クラシック倶楽部”"クラシック音楽館"でも演奏する。
現在新国立劇場、滋賀県立びわ湖ホール、関西二期会等で音楽スタッフを務め多くのオペラプロジェクトに関わる。京都市立芸術大学、大阪音楽大学、神戸女学院大学非常勤講師
主催 |
住友生命いずみホール〔一般財団法人 住友生命福祉文化財団〕 |
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