バッハ・オルガン作品演奏会アンコール Vol.4
オリヴィエ・ラトリー

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日時 2023年6月29日(木)
開場 18:30
開演 19:00
出演者 オリヴィエ・ラトリー (パイプオルガン)
演奏曲目 J.S.バッハ: 協奏曲 ハ長調 BWV595 (原曲: ザクセン=ヴァイマール公エルンスト)
      いと高きところには神にのみ栄光あれ BWV663
      いと高きところには神にのみ栄光あれ BWV711
      いと高きところには神にのみ栄光あれ BWV715
      協奏曲 ハ長調 BWV594(原曲: ヴィヴァルディの協奏曲 ニ長調 RV208)
      パストラーレ ヘ長調 BWV590
      トッカータとフーガ《ドリア調》 BWV538
O.ラトリー: 即興演奏
料金 一般 ¥4,500 学生 ¥2,250
住友生命いずみホールフレンズ会員 ¥4,050
発売日 フレンズ:2023年1月27日(金)10:30 / 一般:2023年2月3日(金)10:30
お問合わせ 住友生命いずみホールチケットセンター 06-6944-1188

ノートルダム大聖堂の首席オルガニストが、バッハのオルガン芸術を熱演

2007~2019年に開催したバッハ・オルガン作品演奏会シリーズを愛聴してくださった皆様に「再び演奏を聴きたいオルガニストは誰か」というアンケートを実施し、数多く再演希望の声が寄せられたひとりがフランスの巨匠オリヴィエ・ラトリーでした。
シリーズの芸術監督を務めたクリストフ・ヴォルフは、ラトリーのことを「彼は有名なパリのノートルダム大聖堂の首席オルガニストを務めています。同大聖堂は2019年壊滅的な火災に見舞われましたが、そこに設置されていた巨大なパイプオルガンは難を免れました。大聖堂が再建されれば、再びその響きを聴くことができるでしょう。ラトリー氏は世界中のあらゆる主要音楽都市で演奏してきました。卓越した技巧をもち、思慮深く、かつ大胆で、録音を数多く作っている彼は、あらゆる分野のオルガン音楽を研究してきました。同時に、即興演奏においてもその類稀な才能を発揮しています。」と紹介しました。
1985年に23歳の若さでフランスのノートルダム大聖堂の首席オルガニストに就任し、その重責と誇りを持って世界中で演奏活動を展開し、高い評価を獲得しています。2019年4月にノートルダム大聖堂は大火災に見舞われましたが、その際にラトリーは「私は、オルガニストとしての自信と希望を持って生きていきます」と語り、その後も彼はフランス・オルガン芸術を支え続けています。
今回のプログラムは、J.S.バッハが編曲を施した協奏曲を中心とする前半から、人気作品そしてラトリーによる即興演奏と続きます。名手ラトリーが「今、日本の聴衆に届けたい」と組んだ、音楽的興味と技能の幅広さを表現する曲目です。ご期待ください。

【バッハ・オルガン作品演奏会とは】

バッハ研究の世界最高機関である「バッハ・アルヒーフ・ライプツィヒ」と住友生命いずみホールの共同企画で、2007~2019年に開催。
2007~2012年 バッハ・オルガン作品連続演奏会(全10回)
2012~2019年 バッハ・オルガン作品全曲演奏会(全14回)
芸術監督は、いずれもクリストフ・ヴォルフと礒山雅が務めた。
上記シリーズの顧客を対象にアンケートを実施。「バッハ・オルガン作品演奏会アンコール」は、2つのシリーズに登場した世界各国を代表する22名のオルガニストの中から、再演希望上位に選ばれたオルガニストによる4回の演奏会を予定していた。

2023年度 住友生命いずみホールのオルガン公演

2023年6月29日(木)19時開演
バッハ・オルガン作品演奏会アンコール Vol.4 オリヴィエ・ラトリー

2023年11月18日(土)16時開演
ミシェル・ブヴァール プロデュース
フランス・オルガン音楽の魅惑 Vol.3 シンフォニーそして現代
出演:ヴァンサン・デュボワ(パリ・ノートルダム大聖堂オルガニスト)
森本瑞生ほか(打楽器)

2024年3月21日(木)19時開演
冨田一樹プロデュース
バッハ・オルガン音楽の美学を巡る Vol.3 巧みな演奏効果を目指して~中期

ユースシートにご招待

「本物の感動を今、若い世代に」体験していただくため、この公演に小学生から18歳以下の方をご招待します。
この機会に住友生命いずみホールでクラシック音楽を聴いてみませんか。
《対象》小学生以上 18歳以下(公演当日、年齢を確認できるものをご持参ください)
《申込方法》一般発売日より住友生命いずみホールチケットセンター(06-6944-1188)で受付(先着順・限定数)
ユースシートについて、詳しくはこちらをご覧ください。

出演者プロフィール

  • オリヴィエ・ラトリー(パイプオルガン)Olivier Latry

    フランスのオルガニスト。オルガンの世界的アンバサダーとして知られており、世界中の一流ホールで演奏し、著名指揮者が指揮する主要オーケストラに客演。重要なレーベルに録音を残し、多数の作品の初演を果たしてきた。23歳にしてパリ、ノートルダム大聖堂のオルガニストに就任。2012年にはモントリオール交響楽団の名誉オルガニストにも就任した。世界中で最も抜きん出た、熟練の、思慮に富んだオルガニストであり、あらゆる分野を探求し、即興の分野でも卓越した才能を持つ音楽家である。
    フランスのオルガン作品に強い関心を持っており、ドイツ・グラモフォンにオリヴィエ・メシアンの全オルガン作品を録音したのみならず、パリ、ロンドン、ニューヨークでリサイタルも開催した。またセザール・フランクの作品もドイツ・グラモフォンに録音。
    ガストン・リテーズに学んだラトリーは、現在パリ国立高等音楽院で教えている。また世界中の数限りない賞を受賞している。2000年にはシモーヌ・デル・ドゥーカ財団賞受賞。2006年、ノース&ミッドランズ音楽学校「名誉学位」。2007年、英国王立音楽院「名誉学位」。2009年4月にアメリカ・オルガニスト協会の年間国際演奏家賞、2010年にはモントリオールのマギル大学より名誉音楽博士号を授与された。
    2019年から2022年まで、アメリカのカンザス大学においてレジデント・アーティストを勤めている。

主催

住友生命いずみホール〔一般財団法人 住友生命福祉文化財団〕

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