クリスティアン・ベザイデンホウト&フライブルク・バロック・オーケストラ

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日時 2025年4月2日(水)
開場 18:30
開演 19:00
出演者 クリスティアン・ベザイデンホウト(フォルテピアノ)
フライブルク・バロック・オーケストラ

[使用フォルテピアノ]ポール・マクナルティ製作 アントン・ワルターモデル(チェコ, 2002)
演奏曲目 J.ハイドン:交響曲 第74番 変ホ長調 Hob.I:74
W.A.モーツァルト:ピアノ協奏曲 第17番 ト長調 K.453
J.C.バッハ:交響曲 ト短調 op.6-6
W.A.モーツァルト:ピアノ協奏曲 第9番 変ホ長調 K.271「ジュノム (ジュナミ)」
公演内容 ヨーロッパを席巻する古楽界の至宝
語り継ぐ、18世紀音楽
料金 一般 S¥9,000/A¥7,000
フレンズS¥7,000【特別価格】/A¥6,300
U-30¥3,500

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*LINE/メルマガクーポン対象公演/使用期限 2024年12月20日 23:59→【LINE/メルマガご登録方法
発売日 フレンズ:2024年11月29日(金)10:30 / 一般:2024年12月6日(金)10:30
お問合わせ 住友生命いずみホールチケットセンター 06-6944-1188

当日券については、主催者にお問合せください。

モーツァルトが二人の女性に捧げたピアノ協奏曲

「モーツァルトの再来」と称賛されるフォルテピアノ界のトップランナー、クリスティアン・ベザイデンホウトとピリオド楽器オーケストラの最前線をリードする名門フライブルク・バロック・オーケストラの共演が2021年5月、2022年3月の公演中止を経て、ついに実現します。2012年から始まったベートーヴェン、モーツァルトのピアノ協奏曲のチクルスでは彼らが創り出す流麗で色彩豊かな音楽でICMA賞(国際クラシック音楽賞)を受賞するなど欧州音楽界に現在進行形で衝撃を与えています。今回、モーツァルトが二人の女性に捧げた2大ピアノ協奏曲を取り上げます。《ピアノ協奏曲第17番》は彼の弟子のバルバラ・フォン・プロイヤー嬢のために作曲されました。女性に向けて作られた曲ならではの優美さとモーツァルトらしい変化とコントラストを併せ持つ、ウィーン時代を代表する作品です。
ザルツブルク時代につくられた作品の中でも燦然と輝く名曲《ピアノ協奏曲 第9番》はフランス出身のピアニスト、ジュノム嬢のために書かれた作品。当時チェンバロに代わってフォルテピアノという鍵盤楽器が登場し、この新しい楽器の表現豊かな可能性を念頭に作曲したと云われています。ジュノム嬢に捧げた繊細な旋律とフォルテピアノの技巧的なパートが見事に融合した、モーツァルトのピアノ協奏曲の中でもとりわけ愛される作品です。
これらの2作品に加え、天才モーツァルトの音楽が生まれる背景となった音楽家、ヨーゼフ・ハイドンとヨハン・クリスティアン・バッハの佳作をお贈りいたします。トップランナー達の絶妙なアンサンブルは耳になじんだ作品に、新鮮な驚きを与えてくれるでしょう。音楽の愉悦が詰まった18世紀音楽にご期待ください。

ユースシートにご招待(限定数・先着順)

この公演に小学生から18歳以下の方をご招待します。住友生命いずみホールで音楽を聴いてみませんか。
《対象》小学生以上 18歳以下(公演当日、氏名・年齢を確認できるものをご持参ください)
《申込開始》一般発売日(12/6)10:30よりメールで受付
《締め切り》公演前日の17時まで(定員に達した時点で締め切り)
ユースシートについての詳細、申込方法等はこちらのユースシートのページをご覧ください。

出演者プロフィール

  • ⒸMarco Borggreve

    クリスティアン・ベザイデンホウト(フォルテピアノ/主席客演監督) 

    Kristian Bezuidenhout, Fortepiano/Principal Guest Director

    いまもっとも注目されるエキサイティングな鍵盤楽器奏者。フォルテピアノの名手であるが、チェンバロ、モダンピアノにも精通している。21歳でブルージュ国際古楽コンクールのフォルテピアノ部門で第1位と聴衆賞という2重の栄誉に輝く。フライブルク・バロック・オーケストラ、ロイヤル・コンセルトヘボウ管弦楽団、シャンゼリゼ管弦楽団など世界をリードするアンサンブルに、たびたびゲスト・アーティストとして招かれ、ときにはディレクターとしての役割も担っている。またブリュッヘン、ホグウッド、ガーディナーなど世界的に著名な指揮者と、ソリストではベイエ、カルミニョーラ、ファウスト、オッターらとも共演している。レコーディングは2009年からハルモニア・ムンディと長期契約を結んでいる。モーツァルトの鍵盤楽器作品全9集、ベートーヴェンのピアノ協奏曲集をはじめ多くのCDがリリースされ、エディソン賞、ドイツ・レコード批評家賞、エコー・クラシック賞など数多く受賞。2013年グラモフォン誌の「アーティスト・オヴ・ジ・イヤー」にノミネートされた。最新ディスクはフライブルク・バロック・オーケストラとのモーツァルト、ピアノ協奏曲 第19番&第23番。

  • ©Foppe Schut

    フライブルク・バロック・オーケストラ

    Freiburger Barockorchester
    コンサートマスター:ゴットフリート・フォン・デア・ゴルツ

    1985年の大みそか、フライブルク音楽大学の学生数名がアンサンブルを結成。ピリオド楽器でバロック音楽を演奏することを誓った。綿密な研究とリハーサルを重ね、1987年11月8日、ラールのバルクハイム教会でフライフルク・バロック・オーケストラの名で初のコンサートを開催。以来30年、室内楽からオペラのオーケストラまでさまざまな編成で年間約100回の演奏を行い、高い人気を博している。フライブルクのコンサートホール、シュトゥットガルトのリーダーハレ、ベルリンのフィルハーモニーでの定期公演のほか、世界中へ公演旅行を行っている。メンバーはオーケストラ活動だけでなく高い技術を要するソロ・コンサートも行っており、教養と熱意にあふれるアンサンブル演奏はこのオーケストラのトレードマークとして世界的に知られるようになった。ルネ・ヤーコプス、クリスティアン・ベザイデンホウト、サイモン・ラトル、エラス=カサドといった優れたアーティストとたびたび共演し、ハルモニア・ムンディ・フランスと提携している。CDはドイツ・レコード批評家賞、エディソン賞、エコー・クラシック賞、第60回グラミー賞にノミネートされるなど、国際的に高く評価されている。2020年、日本レコード・アカデミー賞大賞を受賞。2025-26シーズンは総勢25名で来日予定。

主催

住友生命いずみホール〔一般財団法人 住友生命福祉文化財団〕

後援

大阪・神戸ドイツ連邦共和国総領事館/ゲーテ・インスティトゥート・ヴィラ鴨川

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