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メンデルスゾーン——光のほうに
Vol.3 救済—世を照らす祈り
日本センチュリー交響楽団
日時 |
2025年1月26日(日)
開場 15:30 プレトーク15:30~15:45 開演 16:00 |
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出演者 | 山田和樹(指揮) 日本センチュリー交響楽団 エリヤ:小森輝彦(バリトン) 田崎尚美/大沢結衣*(ソプラノ) 清水華澄/志村美土里*(アルト) 城 宏憲/小沼俊太郎*(テノール) 牧山 亮*/下西祐斗* (バリトン) 冨田一樹(パイプオルガン) 東京混声合唱団 *…東京混声合唱団メンバー |
演奏曲目 | オラトリオ《エリヤ》op.70, MWV A25 ※字幕付き ●ご注意とお願い● 開演後、曲の途中でご入場いただけません。どうぞお時間には余裕をもって、ご来場をお願い申し上げます。 |
公演内容 | 聴く者を虜にする指揮者・山田和樹と大阪の4つのオーケストラによるプロジェクト再び! 企画・監修:堀朋平、山田和樹 |
料金 | 一般¥7,500 U-30¥3,000 フレンズ¥6,700 シリーズセット券は完売いたしました。ありがとうございました。 *U-30チケットのご購入方法・条件は【U-30チケットのお知らせ】へ *電子チケット引取サービス【チケットれすQ】をご利用いただけます。 *LINE/メルマガクーポン対象公演です(使用期限 2024年10月18日 23:59) →LINE/メルマガご登録方法https://www.izumihall.jp/news/notice/line 一般 ¥24,000 フレンズ ¥19,000 |
発売日 | フレンズ:2024年9月27日(金)10:30 / 一般:2024年10月4日(金)10:30 |
お問合わせ | 住友生命いずみホールチケットセンター 06-6944-1188 |
溢れる才能、深まる思想晩年のメンデルスゾーンが到達した最高傑作
住友生命いずみホールは、“祈り”の音楽にふさわしい空間です。このたび繰り広げられるのは、メンデルスゾーンが10年のあいだ温めて人生の最後に完成したオラトリオ《エリヤ》。本シリーズの中心となる公演です。
主人公はユダヤ教の経典=旧約聖書に出てくる大預言者。民をみちびき、いくつもの奇跡を起こすいっぽうで、ときに生死の境をさまよい、異教徒に容赦ない鉄槌をくだします。そう、人の生き死にをめぐるエピソードや、善悪とはなにかといった今日的な問題が、ここには山ほど詰まっているのです。
内容にふさわしく、台本はきわめてドラマチック。音楽の作り方も、初期に比べるとずっと複雑で多面的なスタイルをみせるようになりました。ユダヤ教とキリスト教というふたつの宗教に根をもちつつ、みずからの内面から神を探す時代に生きた作曲家でしたから、このオラトリオに込めた思いは比類ないもの。初演後まもなく急逝した作曲家は、燃える馬車に乗って天に召されたエリヤのようだ・・・・・・そんな声もあがりました。
深い絆で結ばれた東京混声合唱団を率いる山田和樹は、この畢生の大作に深い思い入れを隠しません。日本センチュリー交響楽団とも、2年前のシューベルト・シリーズですばらしい相性をみせてくれました。無二の布陣でのぞむマエストロは、晩年のメンデルスゾーンが残した複雑な音楽を、どう立体的に浮かび上がらせてくれるのか?舞台上の字幕スーパーが歌詞を映しだすことで、私たちの体験はひときわスリリングとなるに違いありません。
堀 朋平(企画・監修/住友生命いずみホール音楽アドバイザー)
ユースシートにご招待(限定数・先着順)
この公演に小学生から18歳以下の方をご招待します。住友生命いずみホールで音楽を聴いてみませんか。
《対象》小学生以上 18歳以下(公演当日、氏名・年齢を確認できるものをご持参ください)
《申込開始》一般発売日(10/4)10:30よりメールで受付
《締め切り》公演前日の17時まで(定員に達した時点で締め切り)
ユースシートについての詳細、申込方法等はこちらのユースシートのページをご覧ください。
出演者プロフィール
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©Zuzanna Specjal
山田和樹(指揮) Kazuki Yamada
2009年第51回ブザンソン国際指揮者コンクールで優勝。ほどなくBBC交響楽団を指揮してヨーロッパ・デビュー。同年、ミシェル・プラッソンの代役でパリ管弦楽団を指揮して以来、破竹の勢いで活躍の場を広げている。2012年~2018年スイス・ロマンド管弦楽団の首席客演指揮者、2016/17シーズンからモンテカルロ・フィルハーモニー管弦楽団芸術監督兼音楽監督、2023年4月からバーミンガム市交響楽団首席指揮者兼アーティスティックアドバイザーを務め、その後、2024年5月には同団音楽監督に就任。日本では、東京混声合唱団音楽監督兼理事長、学生時代に創設した横浜シンフォニエッタの音楽監督として活動、2026年4月1日より東京芸術劇場の芸術監督(音楽部門)に就任予定。サンタ・チェチーリア国立アカデミー管弦楽団、ボストン交響楽団、トゥールーズ・キャピトル国立管弦楽団、フランス国立管弦楽団への定期的な客演、最近ではベルリン・ドイツ交響楽団、オスロ・フィルハーモニー管弦楽団、スペイン国立管弦楽団、シカゴ交響楽団へのデビューを果たした。2025年6月には、ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団にデビューを予定している。
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Ⓒ井上嘉和
日本センチュリー交響楽団 Japan Century Symphony Orchestra
1989年に活動を開始し、大阪府豊中市を拠点に活動するオーケストラ。現在、飯森範親が首席指揮者、秋山和慶がミュージックアドバイザー、久石譲が首席客演指揮者(2025年4月より音楽監督就任予定)を務める。ザ・シンフォニーホールで開催するシンフォニー定期演奏会、ハイドンの交響曲全曲演奏・録音プロジェクト「ハイドンマラソン」に加え豊中市立文化芸術センターでの名曲シリーズと2拠点で定期的な演奏会を開催。オーケストラ体感コンサート「タッチ・ジ・オーケストラ」、特別支援学校コンサート、ユースオーケストラの運営といった教育プログラム、「豊中まちなかクラシック」(豊中市)、「ルシオール街かどコンサート」(滋賀県守山市)等の地域連携事業にも力を入れている。2024年12月に楽団創立35周年を迎える。
オフィシャル・ホームページ https://www.jcso.or.jp -
小森輝彦(バリトン)Teruhiko Komor
日本人初のドイツ宮廷歌手。プラハ州立歌劇場での欧州デビュー後、独・アルテンブルク・ゲラ市立歌劇場専属第一バリトンとして12年間活躍。その傍らザルツブルク音楽祭をはじめ欧州各地に客演し、演じた役は70を超える。帰国後も二期会、新国立劇場、東京室内歌劇場などの公演で「ドン・ジョヴァンニ」「リゴレット」『マクベス』『ヴォツェク」など数多く主役を務め、流麗な歌唱と強い存在感で公演を成功に導く。近年では『ルル』シェーン博士、「平和の日」司令官、「午後の曳航』塚崎竜二(いずれも東京二期会公演)と主演が続いている。正統派ドイツリートの担い手としてコンサート活動も活発に行い、2019年リリースの初アルバム《R.シュトラウス歌曲集》が「レコード芸術」誌で準特選盤に選出されるなど、充実期を迎えた演奏に熱い期待が寄せられている。東京音楽大学教授。日本R.シュトラウス協会常務理事。日本声楽発声学会理事。二期会会員。
オフィシャル・ホームページ http://www.teru.de -
田崎尚美(ソプラノ)Naomi Tasaki
東京藝術大学卒業。アカンサス音楽賞及び同声会賞受賞。同大学院を経て二期会オペラ研修所マスタークラス修了。修了時に優秀賞受賞。「パルシファル」クンドリでの二期会デビュー以降、日生劇場「ルサルカ』、二期会「サロメ」、「トゥーランドット」等表題役の他、新国立劇場「さまよえるオランダ人」ゼンタ、日生劇場「マクベス」マクベス夫人、二期会「タンホイザー」エリーザベト等で高評を得る。近年ではびわ湖ホール「ばらの騎士」元帥夫人、東京・春・音楽祭子どものためのワーグナー「トリスタンとイゾルデ』イゾルデで新境地を拓いている。「NHKニューイヤーオペラコンサート」にも出演を重ねるなど実力派ソプラノとして活躍している。二期会会員。
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©︎Mariko Tagashira
清水華澄(アルト)Kasumi Shimizu
国立音楽大学首席卒業。同大学院首席修了。新国立劇場オペラ研修所修了後、渡伊。早くから注目を集め、二期会「イル・トロヴァトーレ」アズチェーナ、「ローエングリン」オルトルート、「サロメ」ヘロディアス、「ドン・カルロ」エポリ公女等の他、A.バッティストーニ指揮「アイーダ」アムネリス、新国立劇場「紫苑物語」(世界初演)うつろ姫、兵庫芸文オペラ「蝶々夫人」スズキ等で卓越した演唱が高く評価されている。コンサートでもヴェルディ「レクイエム」、マーラー「復活」、Rシュトラウス「四つの最後の歌」等で国内外の著名指揮者と共演。紀尾井ホールでの自身初のリサイタルはNHKでも放送された。国立音楽大学、及び大学院准教授。二期会会員。
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城宏憲(テノール)Hironori Jo
東京藝術大学、新国立劇場オペラ研修所で学び、文化庁新進芸術家海外研修制度にて渡伊。「イル・トロヴァトーレ」マンリーコで二期会デビュー。以降二期会『トスカ』『トゥーランドット」「ドン・カルロ」、全国共同制作「アイーダ」「カルメン」、日生劇場「ルチア」「メデア」等でプリモを務める。新国立劇場「さまよえるオランダ人」では外国人歌手に代わり急遽エリックを演じ高い評価を得、東京・春・音楽祭「マクベス」(演奏会形式)にてR.ムーティと共演している。第84回日本音楽コンクール第1位及び岩谷賞、第8回静岡国際オペラコンクール三浦環特別賞、平成28年度岐阜県芸術文化奨励賞、令和2年(岐阜県)関市民特別奨励賞等多数受賞。二期会会員。
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東京混声合唱団 The Philharmonic Chorus of Tokyo
1956年に創設された日本を代表するプロ合唱団。東京・大阪での定期演奏会、内外のオーケストラとの共演やオペラへの出演、青少年を対象とした鑑賞音楽教室、海外公演を含む年間150回の公演のほか、数多くのレコーディングやテレビ、ラジオへの出演を行っている。レパートリーは、創立以来行っている作曲委嘱活動で生まれた250曲を超える作品群をはじめ、内外の古典から現代作品までと幅広く、各地の合唱団や青少年との合同演奏、指導者派遣、ワークショップ・解説付きコンサートも精力的に開催している。文化庁芸術祭大賞、音楽之友社賞、毎日芸術賞、京都音楽賞、レコード・アカデミー賞、サントリー音楽賞、中島健蔵音楽賞などを受賞。
オフィシャル・ホームページ https://toukon1956.com/
主催 |
住友生命いずみホール〔一般財団法人 住友生命福祉文化財団〕 |
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共催 |
東京混声合唱団/日本センチュリー交響楽団 |
助成 |
文化庁文化芸術振興費補助金 ![]() |
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後援 |
大阪・神戸ドイツ連邦共和国総領事館 ![]() |
後援 |
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