ミシェル・ブヴァール プロデュース
フランス・オルガン音楽の魅惑《特別編》

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日時 2024年11月23日(土・祝)
開場 15:30
開演 16:00
出演者 ミシェル・ブヴァール(パイプオルガン)
宇山=ブヴァール・康子(パイプオルガン)
演奏曲目 楽器の魅力を最大限に表現する、ドイツ&フランスのオルガン旅行

ドイツ & オーストリア
E.ヴィトマン:5つの舞曲(4手)
S.シャイト:"ああ、私はこんなにも傷ついて"によるファンタジア
J.S.バッハ(A.イゾワール編):
管弦楽組曲 第3番 ニ長調 BWV1068よりアリア
4台のチェンバロのための協奏曲 イ短調 BWV1065
“目覚めよ、と呼ばわる物見らの声” BWV645(3手)
W.A.モーツァルト:ディヴェルティメント 第9番 変ロ長調 K.240(4手)

フランス
C.ラケ:ファンタジー
F.クープラン:クラヴサン曲集 第3巻 第15組曲より“ミュゼット”(3手)
N.deグリニー:オルガンミサ曲による奉献唱
J.ブヴァール:ブレサン地方のノエルによる変奏曲
O.メシアン:『主の降誕』より “神の子たち" / 『聖霊降臨祭のミサ」より “鳥と泉"
M.デュリュフレ:“来たれ創り主なる聖霊”によるコラール変奏曲
料金 一般 ¥4,500
U-30 ¥2,000
フレンズ ¥4,000

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LINE/メルマガクーポン対象公演です。※使用期限 2024年8月16日23:59
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発売日 フレンズ:2024年7月26日(金)10:30 / 一般:2024年8月2日(金)10:30
お問合わせ 住友生命いずみホールチケットセンター 06-6944-1188

当日券については、主催者にお問合せください。

ヴェルサイユ宮殿王室礼拝堂首席オルガニストを務める巨匠と、彼が最大の信頼を寄せる名手による―2手、3手、4手で奏でる名曲の数々

プロデューサー・メッセージ

住友生命いずみホールへお越しの皆様
日本に数ある素晴しいパイプオルガンの中でも、住友生命いずみホールの楽器はぜひ多くの方に聴いていただきたいもののひとつです。フランスの名工イヴ・ケーニヒが手がけたこのオルガンは、私が1980年代に師事していたオルガン演奏の巨匠アンドレ・イゾワールが設計に携わっていて、バッハの傑作群を含むドイツの音楽にも、またクープラン一族からメシアンを経て現代に至るフランスの音楽にも、ひとつの楽器で等しく細やかに対応できるよう作られています。
ドイツとフランス、つまりヨーロッパ音楽の根幹をなすと言っても過言ではない美の体系それぞれの素晴しさを、私と宇山=ブヴァール・康子との夫婦共演でお聴かせしましょう。プログラムに選んだのは、両地域でオルガン独奏、ないし三手や四手によるオルガン連弾で弾けるよう作曲された作品の数々で、どれも見事な多声音楽ばかりです。バッハのオーケストラ曲もいくつか、我が師アンドレ・イゾワールがオルガン奏者のために編曲した版で取り上げます。モーツァルトの室内楽曲も弾きますし、18世紀のグリニーから20世紀のメシアン、デュリュフレまでフランスの巨匠たちの曲も盛り込みました。
どうか一人でも多くの方に、私たちの演奏に触れていただけますように。お越しいただいただけのことはある、そんな機会になろうかと存じます。皆様を会場でお迎えできる当日を心より楽しみにしております!

ミシェル・ブヴァール(オルガニスト/プロデューサー)
訳: 白沢達生

【限定数/先着】U-30チケットでお得に!

30歳以下のお客様への特別価格U-30チケットをご用意いたしました。ご購入方法や条件など詳細は【こちらのページ】もご覧ください。

□当日、生年月日を確認できる証明書を必ずご持参ください。お忘れの場合追加料金が発生します。ご了承ください。
オンライン・チケットサービス限定販売、窓口・電話での受付はございません。予定枚数に達した時点で販売終了いたします。
□小学生以上、公演開催月に31歳の誕生日を迎えられる方までが対象です。

ユースシートにご招待(限定数・先着順)

この公演に小学生から18歳以下の方をご招待します。住友生命いずみホールで音楽を聴いてみませんか。

《対象》小学生以上 18歳以下(公演当日、氏名・年齢を確認できるものをご持参ください)
《申込開始》一般発売日(8/2)10:30よりメールで受付
《締め切り》公演前日の17時まで(定員に達した時点で締め切り)

ユースシートについての詳細、申込方法等はこちらのユースシートのページをご覧ください。

出演者プロフィール

  • ミシェル・ブヴァール(パイプオルガン)Michel Bouvard, Pipe organ

    ミシェル・ブヴァールは三十年以上に渡り、演奏家及び教育者として素晴らしい経歴を築き上げてきた。フランス・オルガン界の巨匠のひとりとして世界的に認められ、これまでに25ヵ国以上で千回を超えるコンサートを行っている。2016年には、ヒューストンで開催されるアメリカン・ギルド・オブ・オルガニストの大会において数千人の参加者を前にオープニングリサイタルを行った。
    最近ではクープランのオルガン作品の録音が再リリースされ、音楽雑誌“デイアパーゾン"にて「なくてならない録音コレクションの一つ」と称賛された。他にも多数録音を行っており、世界的に高い評価を得ている。ミシェル・ブヴァールはL.ヴィエルヌに師事したオルガニストで、作曲家のジャン・ブヴァールを祖父に持ち、パリ国立高等音楽院で初期教育を受けた後、A.イゾワール、J.ボワイエ、F.シャプレM.シャピュイのもとで研鑽を積んだ。1983年、トゥールーズ国際オルガンコンクールに優勝し、演奏家としてのキャリアをスタートさせた。1985年には、X.ダラスの後任として、トゥールーズ音楽院のオルガン教授に就任。トゥールーズではコンサート、マスタークラス、国際コンクールの開催を通して都市と地域との協働を推進した。その取り組みの成果として1996年にトゥールーズ・オルガンフェスティヴァルが創設されたほか、同地方に数多く残されている歴史的オルガンを学ぶ演奏家のためにトゥールーズ高等音楽院が設立されている。1995~2021年までパリ国立高等音楽院のオルガン教授に就任、オィヴィエ・ラトリーとコラボレーション、ユニークな教授にあたり、世界中から集まる若手オルガニストを育てた。又、ロチェスター大学イーストマン音楽学校、イエール大学、東京芸術大学にも招かれている。1996年、トゥールーズで歴史的なカヴァイエ・コルのオルガンがあるサン・セルナン・バジリック大聖堂の正オルガニストに任命。また2010年からヴェルサイユ宮殿王室礼拝堂の四名の首席オルガニストのひとりとして名誉のある職務を任されている。

  • 宇山=ブヴァール・康子(パイプオルガン)Yasuko Uyama-Bouvard, Pipe organ

    東京芸術大学オルガン科卒業後、亡きピエール・コシュローのすすめによりフランスに留学。様々な歴史的なオルガンに触れ各地で強い影響を受けた。また、チェンバロ、フォルテピアノ、クラヴィコードなどの古典鍵盤楽器、古典音楽に興味を持ち、M.シャピュイ、H.ドレイフュス、J.V.インマーゼル、G.レオンハルトなどの指導を受けた。パリの国際コンクール(チェンバロ)で第1位の他、スペインのトレド国際コンクール(オルガン)で第1位を獲得。その後、リサイタル活動のほかにもソリスト,又通奏低音奏者として様々なアンサンブルと共にフランスを初めヨーロッパ各地で演奏活動を続けている。特にヨーロッパで名高い古典管楽器のアンサンブル・レ・サックブチエの中心メンバーであるほか、クレマン・ジャヌカン、レパション、レ・ゼエレマンなど数々の異なったアンサンブル,小編成で室内楽の演奏、CD録音を重ねていて、高い評価、称賛を受けている。2006年、ワルターのコピー、クラーク製作の素晴らしいフォルテピアノを手に入れた機会に、ウイーンクラッシックのレパートリーを古楽器で演奏するアンサンブルを創設した。また、ハイドンのピアノ・ソナタ、変奏曲をフォルテピアノ、自動オルガン曲を歴史的なオルガンで録音したCDは批評家から絶好の称賛を得た。フランスの国家教授資格試験を得た後、トウールーズ音楽院でチェンバロ、フォルテピアノの教授として後進の指導にあたった。トゥールーズでは、古典バロックオルガン、ドロネー(17世紀)、ミコー(18世紀)を経た歴史的な楽器のあるサン・ピエール・デ・シャルトウルー教会のオルガニストを務めている。

  • Ⓒ樋川智昭

    住友生命いずみホールのパイプオルガン

    明るくやわらかな音色が特長の、フランス・アルザス地方ケーニヒ社製パイプオルガンです。
    設置年月日:1990年4月
    ストップ(ノブ):46/手鍵盤:4段/足鍵盤:1段
    パイプ数:3623本 /外形寸法:高さ10m×幅8.6m×奥行2m

主催

住友生命いずみホール〔一般財団法人 住友生命福祉文化財団〕

助成

文化庁文化芸術振興費補助金
劇場・音楽堂等活性化・ネットワーク強化事業(地域の中核劇場・音楽堂等活性化)
独立行政法人日本芸術文化振興会

後援

在日フランス大使館/アンスティチュ・フランセ

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