午後の特等席 vol.8 藤木大地

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日時 2024年7月2日(火)
開場 13:30
開演 14:00
出演者 藤木大地(カウンターテナー)
松本和将(ピアノ)
演奏曲目 W.A.モーツァルト:アヴェ・ヴェルム・コルプス
F.シューベルト:魔王 D328
F.メンデルスゾーン:歌の翼に op.34-2
R.シューマン:連作歌曲《女の愛と生涯》
西村朗:木立をめぐる不思議 /藤木大地委嘱作品(2015)
加藤昌則:連作歌曲「名もなき祈り」/藤木大地委嘱作品(2019)
料金 一般 ¥5,000
U-30 ¥2,000
フレンズ ¥4,500
◆チケット料金+¥3,000で、贅沢に午後を満喫いただく〈アフタヌーンティープラン〉もご用意しております。

当公演は電子チケット引取サービス 【チケットれすQ】をご利用いただけます。
手数料なしで、お手持ちのスマートフォン、タブレットからQRの受取、入場が可能です。
発売日 フレンズ:2024年1月26日(金)10:30 / 一般:2024年2月2日(金)10:30
お問合わせ 住友生命いずみホールチケットセンター 06-6944-1188

当日券については、主催者にお問合せください。

恋から愛へ、そして別れ—— 心に寄り添う歌声で綴る、ある女性の物語

世界を魅了するカウンターテナー藤木大地――オペラ、ソリスト、リサイタル、どのステージにあっても、聴く人の心を震わせ、感動を与えています。
天使の声と称されることが多いカウンターテナーですが、藤木の声の魅力は高さの中にある豊かさやあたたかさにあります。
その声は歌い手の人生そのものを映していると言って過言ではありません。
野球部と合唱部を掛け持ちしていた少年はパヴァロッティに憧れ、テノール歌手を目指します。
なかなかチャンスを掴めない日々が続く中、”風邪”をきっかけに、自らの声の新しい魅力を見出しました。
カウンターテナーへの転向は、声楽家としてのそれまでの努力と実力、行動力と精神力の裏打ちがあってのこと。
資質と技術を最大限に活かし、数々のコンクールで名をはせ、ウィーン国立歌劇場でオペラデビューという快挙を成し遂げました。
自らの手で進む道を切り拓いた藤木は、豊かな経験を重ね、歌い手として、プロデューサーとして、輝きを放っています。
平日の午後、本格的な演奏で名曲と向き合う『午後の特等席』に藤木が選んだのはシューベルト、メンデルスゾーン、自ら委嘱した西村朗の作品、そしてシューマンの《女の愛と生涯》。
乙女の恋、結婚、夫との死別・・・女心の機微を歌曲にした作品です。
女声で歌われることが多い本作を、味わい深い藤木の歌声でお聴きいただきます。
唯一無二の歌声で語られる”ある女性の物語”は、心にそっと寄り添い、あたたかな光を落とすことでしょう。

ホテルニューオータニ大阪 アフタヌーンティープラン(限定数)

ホテルニューオータニ大阪最上階のスカイラウンジ〈フォーシーズンズ〉にて、アフタヌーンティーをお楽しみいただくセットプランをご用意いたしました。終演後、コンサートの余韻とともに優雅なひと時をお過ごしください。

一般¥8,000
フレンズ¥7,500
※チケット料金込

◆公演チケットとともにクーポンを発券いたします。
◆16:20より、クーポンご持参のうえラウンジへお越しください。
※クーポンは公演当日のみ有効

【限定数/先着】30歳以下のお客様へ特別価格・U-30チケット

小学生以上、公演開催月に31歳の誕生日を迎えられる方までが対象です。U-30チケットはオンライン・チケットサービスのみでの販売です。ご購入方法や条件など詳細は【こちらのページ】も併せてご覧ください。

□当日、生年月日を確認できる証明書を必ずご持参ください。お忘れの場合追加料金が発生します。ご了承ください。
□予定枚数に達した時点で販売終了いたします。
□窓口販売・電話予約の受付はございません。

出演者プロフィール

  • Ⓒhiromasa

    藤木大地(カウンターテナー)Daichi Fujiki, Countertenor

    2017年、オペラの殿堂・ウィーン国立歌劇場にライマン『メデア』ヘロルド役で鮮烈にデビュー。東洋人のカウンターテナーとして初めての快挙で、大きなニュースとなる。2012年、第31回国際ハンス・ガボア・ベルヴェデーレ声楽コンクールにてハンス・ガボア賞を受賞。同年、日本音楽コンクール第1位。2013年、ボローニャ歌劇場にてグルック『クレーリアの勝利』マンニオ役でヨーロッパデビュー。国内では、主要オーケストラとの公演や各地でのリサイタルがいずれも絶賛を博している。新国立劇場2020/21シーズン開幕公演では、プリテン『夏の夜の夢』にオーペロン役で主演、続けてバッハ・コレギウム・ジャパンとのヘンデル『リナルド』でもタイトルロールを務め、その圧倒的な存在感と唯一無二の美声で聴衆を魅了し、オペラ歌手としての人気を不動のものにする。
    2021年には3枚目のアルバム「いのちのうた」がキングインターナショナルよりリリースされた。2023年は<全国共同制作オペラ>J.シュトラウスII世『こうもり』オルロフスキー役をはじめ各地でオペラ公演や演奏会へ出演。デビューから現在まで話題の中心に存在する、日本が世界に誇る国際的なアーティストのひとりである。
    洗足学園音楽大学客員教授。横浜みなとみらいホール初代プロデューサー(2021-2023)。
    Official Website www.daichifujiki.com

  • 松本和将(ピアノ)Kazumasa Matsumoto, Piano

    日本音楽コンクール優勝、全賞を受賞。プゾーニ国際ピアノコンクール第4位、エリザベート王妃国際音楽コンクール第5位入賞。
    これまでにプラハ交響楽団、プラハフィル、ベルギー国立オーケストラ、読売日響、日本フィル、新日本フィル、東京交響楽団、東京フィルなど、多くのオーケストラと共演。2016年より「松本和将の世界音楽遺産」と名付けたリサイタルシリーズを開始、
    東京公演・岡山公演を始め全国に広げている。またコロナ禍を機にオンラインでも活動も積極的に取り組みはじめ、YouTube・オンラインサロン・Twitterなどで自身の演奏動画の他深い見識に基づく解説やつぶやきなどをアップし話題となっている。
    これまでに2枚のレコード芸術特選盤(「展覧会の絵」「後期ロマン派名曲集」)を含む23枚のCDをリリース。東京音楽大学准教授、名古屋音楽大学ピアノ演奏家コース客員准教授として、後進の指導にもあたっている。
    公式HP http://www.kaz-matsumoto.com
    YouTubeチャンネル https://www.youtube.com/@kazumasamatsumoto8402

主催

住友生命いずみホール〔一般財団法人 住友生命福祉文化財団〕

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