ランチタイム・コンサート Vol.18 柴田俊幸(フラウト・トラヴェルソ)
しなやかに、甘やかに ~バロックの春風

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日時 2023年3月15日(水)
開場11:00
開演11:30 終演13:10
出演者 柴田俊幸(フラウト・トラヴェルソ)
中野振一郎(チェンバロ)
堀 朋平(企画・構成、お話)
演奏曲目 ヘンデル:フルート・ソナタ ニ長調 HWV378
J.S.バッハ:フルート・ソナタ 変ホ長調 BWV1031、フルート・ソナタ イ長調 BWV1032
C.P.E.バッハ: フルート・ソナタ ニ長調 Wq.129, H.556
キルンベルガー: フルート・ソナタ 第9番 ト短調 ほか
料金 全席均一¥2,000
住友生命いずみホールフレンズ会員 ¥1,800
◇チケット料金+¥4,000で、贅沢に午後を満喫いただく、ランチセットプランもご用意しております。
発売日 フレンズ:2022年12月14日(水)10:30 / 一般:2022年12月22日(木)10:30
お問合わせ 住友生命いずみホールチケットセンター 06-6944-1188

しなやかに、甘やかに ~バロックの春風

音楽祭をしかけるプロデューサー、何ヶ国語もあやつる通訳、はたまた演奏論や書評まで手がける文筆家……これだけ膨大な“実践知”を詰めこんで「世界せまし」とばかりに闊歩する無二のフルーティスト。かぎりなく柔軟な音楽観をもつ柴田さんが、このたび“原点”となるバロック音楽の精髄をたずさえて、住友生命いずみホールに現れます。どんな音が、どんな話が湧き出てくるのか? われらもいざ、颯爽とホールに向かいましょう。

ナビゲーター 堀 朋平

ホテルニューオータニ大阪 ランチセットプラン(限定数)

コンサートの後はホテルニューオータニ大阪のレストランでランチをお楽しみください!
一般¥6,000  住友生命いずみホールフレンズ会員¥5,800 ※チケット料金込

◆お申込み時にプランをお選びいただきます。
◆公演チケットとともにレストランクーポンを発券いたします。
◆公演当日13:30~14:00にクーポンご持参のうえ当該レストランへお越しください。
◆公演を鑑賞後、各レストランにてお食事して頂きます。
※クーポンは公演当日のみ有効です。

〔洋食プラン〕オールデイダイニング SATSUKI
季節のメイン料理、健康サラダバー、スープ、パン、特撰スイーツ、珈琲、紅茶をビュッフェスタイルで
特製クッキーのお土産つき!

〔中華プラン〕中国料理 大観苑
前菜、スープ、本日のお料理、北京ダック、点心二種、ご飯もの、デザート

〔和食プラン〕スカイラウンジ フォーシーズンズ
季節のお弁当(和食)、吸い物、デザート

※食材の入荷状況でメニューの一部が変更になる場合がございます。

出演者プロフィール

  • ©Shiho_Kozai

    柴田 俊幸(フラウト・トラヴェルソ)Toshiyuki Shibata

    ベルギー在住のフルート奏者。ブリュッセル・フィルハーモニック、ベルギー室内管弦楽団などで研鑽を積んだ後、古楽の世界に転身。ラ・プティット・バンド、イル・フォンダメント、ヴォクス・ルミニスなど一流の古楽器アンサンブルに参加し欧州各地で演奏。また室内楽では、バルト・ナーセンス、エリザベート・ジョワイエ、小倉貴久子、中野振一郎、川口成彦などと共演を重ねる。
    2019年にはB’Rockオーケストラの日本ツアーのソリストにルーシー・ホルシュと一緒に抜擢され好評を博した。
    2020年のコロナ禍では、芸術の灯火を消さないために「デリバリー古楽」をプロデュース。密を避けた環境での演奏会の先駆けとして多くの注目を集め、一橋大学大学院言語社会研究科 小岩信治研究室より「四十雀賞」を授与された。
    2022年1月に鬼才アンソニー・ロマニウクとの『J.S.バッハ:フルート・ソナタ集/バッハによるファンタジアとインプロヴィゼーション』をリリース、『レコード芸術』にて特選盤に選出された。同じプログラムで「バッハ・アカデミー・ブルージュ音楽祭」「東京・春・音楽祭2022」に出演した。2023年4月の「テューリンゲン・バッハ週間」にも出演を予定している。
    全米フルート協会国際連絡委員を2014~17年に務めた。2016~2018年にはアントワープの王立音楽院図書館・フランダース音楽研究所の研究員として時代考証演奏法の研究、18~19世紀のフランダースの作品の発掘、楽譜の校正と出版に携わった。2017年に始まった「たかまつ国際古楽音楽祭」の総合プロデューサーの職を4年間務め、現在は芸術監督として同音楽祭を支える。

  • ©Yuri Manabe

    中野 振一郎(チェンバロ) Shinichiro Nakano

    京都生まれ、奈良在住。仏・ヴェルサイユ古楽フェスティバルにてK.ギルバートやB.ファン・アスペレンとともに『世界の9人のチェンバリスト』に選出。米・バークレー古楽フェスティバルに最年少で招聘され、英・ウィグモア・ホールにてデビューリサイタルを開催。独・ライプツィヒ・バッハ・フェスティバルなどヨーロッパを中心に各国に招聘されている。デビューから現在に至るまで、国内古楽シーンを常に牽引している世界的チェンバリストである。
    『J.S.バッハ:ゴルトベルク変奏曲(2000年)』『パーセル作品集(2009年)』で、レコード・アカデミー賞に輝くなど、レコーディング作品における高いクオリティにも定評がある。2020年7月からは岐阜のサラマンカホールを拠点に「フランソワ・クープラン全曲レコーティング・プロジェクト」に取り組んでおり、2021年4月以降、随時リリースを控えている。
    高貴なイメージの楽器ではあるが、中野は軽快なトークでも人々を魅了する。しかし歴史的な出来事をあたかも実際立ち会ったかのように語るため、聴く者をバロック時代にいる感覚に陥らせるほか、近年は話しがロンド形式になってしまうこともしばしばである。
    テレビ、ラジオ出演は多く「NHKナゴヤ ニューイヤーコンサート」では5年間に渡り司会を務めた。近年では、梶裕貴ほか人気声優による「声優朗読劇フォアレーゼン」に出演するなど、その活動領域は従来のチェンバリストのイメージを覆し続けている。
    京都市立芸術大学、名古屋音楽大学、大阪音楽大学等で後進の指導に当たる。著書は『チェンバロをひこう〜憧れの楽器をはじめるための名曲集』。受賞歴は大阪文化祭金賞、文化庁芸術祭音楽部門・新人賞、京都府文化賞、兵庫県芸術奨励賞、文化庁芸術祭・大賞他。名前は朝永振一郎に由来。

  • ©樋川智昭

    堀 朋平 (企画・構成、お話) Tomohei Hori 

    住友生命いずみホール音楽アドバイザー。国立音楽大学ほか講師。東京大学大学院博士後期課程修了。博士(文学)。近刊『わが友、シューベルト』(アルテスパブリッシング、2023年)。著書『〈フランツ・シューベルト〉の誕生――喪失と再生のオデュッセイ』(法政大学出版局、2016年)、共著『バッハ キーワード事典』(春秋社、2012年)、訳書ヒンリヒセン『フランツ・シューベルト』(アルテスパブリッシング、2017年)、共訳書バドゥーラ=スコダ『新版 モーツァルト――演奏法と解釈』(音楽之友社、2016年)、ボンズ『ベートーヴェン症候群』(春秋社、2022年)など。

主催

住友生命いずみホール〔一般財団法人 住友生命福祉文化財団〕

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