モーツァルト-歌い継ぐ、至純の音「心の迷宮へ」
神尾真由子 with Friends

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日時 2021年8月6日(金)
開場18:30
開演19:00
出演者 神尾真由子、滝 千春(ヴァイオリン)
横溝耕一、瀧本麻衣子(ヴィオラ)
横坂 源(チェロ)
コハーン・イシュトヴァーン(クラリネット)
木川博史(ホルン)
演奏曲目 モーツァルト:クラリネット五重奏曲 イ長調 K.581
       ホルン五重奏曲 変ホ長調 K.407
       弦楽五重奏曲 ト短調 K.516

聴きどころ

歌い継ぐ、至純の音――。 ここには、いくつもの思いが詰まっています。何より、この厳しい情勢下でもホールの原点=モーツァルトを、とくに若い演奏家たちと一緒に「歌いつぎたい」という、私たちの願い。さらに、その音【ね】はどうやって生まれ、継承されたのかという視点から、今回はモーツァルト・オンリーではない公演をいくつか用意しました。とくにハイドンやベートーヴェンと比べながら、その魅力に迫ります。そして最後に、モーツァルトの「音」そのものの秘密はどこにあるのか?溢れてやまないその音は、後のロマン派に、そしていまの私たちに何を教えてくれるのか?――こんな問いを頭に置いて、いざマイ・ディア・アマデウスの時空へ! 堀 朋平(住友生命いずみホール音楽アドバイザー)

神尾真由子念願の、友人たちとの室内楽

神尾真由子は、2007年のチャイコフスキー国際コンクールで優勝以降、ソロや国内外のオーケストラとの共演を中心に世界各国で活躍を繰り広げ、高い評価を獲得しています。その神尾が長年あたためてきた企画が、信頼する仲間と室内楽を奏でること。桐朋音楽大学の同級生を中心に、国内主要オーケストラやソロで活躍する名手たちが集います。室内楽の親密な関係でうまれる音こそが、作曲家が楽譜に込めた想いであると考え、それぞれの音がひとつにまとまり美しいハーモニーとなる瞬間の魅力をお届けしたいと意気込みます。
演奏するのは、モーツァルト晩年の室内楽3作品。クラリネット、ホルン、弦楽器がそれぞれ主役となり、モーツァルトの心の揺らめきを描きます。この時期の作品だからこそ味わうことのできる、深みや趣をお届けできるプログラムです。
未来の音楽界を牽引する若き実力派たちによる、深遠な音楽にご期待ください。

【動画】公演ワンポイント 迷宮の旋律学

ユースシートにご招待 定員になりましたので受付は終了いたしました。

「本物の感動を今、若い世代に」体験していただくため、この公演に小学生から18歳以下の方をご招待します。
この機会に住友生命いずみホールでクラシック音楽を聴いてみませんか。
《対象》小学生以上 18歳以下(公演当日、年齢を確認できるものをご持参ください)
《申込方法》一般発売日より住友生命いずみホールチケットセンター(06-6944-1188)で受付(先着順・限定数)
ユースシートについて、詳しくはこちらをご覧ください。

出演者プロフィール

  • 神尾真由子

    ヴァイオリン

    4歳よりヴァイオリンをはじめる。2007年に第13回チャイコフスキー国際コンクールで優勝し、世界中の注目を浴びた。ニューヨーク・タイムズ紙でも「聴く者を魅了する若手演奏家」「輝くばかりの才能」と絶賛される。これまで、国内の主要オーケストラはもとより、チューリッヒ・トーンハレ管弦楽団、ロシア・ナショナル・フィルハーモニー交響楽団、ボストン・ポップス・オーケストラ、BBC交響楽団、バイエルン州立歌劇場管弦楽団、ワルシャワ 国立フィルハーモニー管弦楽団などと共演。2020年10月に6年ぶりとなる「JSバッハ:無伴奏ヴァイオリンのためのパルティータ」の新譜を発表。初録音となるバッハ無伴奏パルティータ3曲を、2020年6月コロナ禍の中、東京でも屈指の音響効果を誇る浜離宮朝日ホールにおけるセッションを実施した。これまで里屋智佳子、小栗まち絵、工藤千博、原田幸一郎、ドロシー・ディレイ、川崎雅夫、ザハール・ブロンの各氏に師事。楽器は宗次コレクションより貸与されたストラディヴァリウス1731年製作「Rubinoff」を使用している。大阪府知事賞、京都府知事賞、第13回出光音楽賞、文化庁長官表彰、ホテルオークラ音楽賞はじめ数々の賞を受賞。東京音楽大学教授。

  • 滝 千春

    ヴァイオリン

    5才よりヴァイオリンをはじめる。桐朋女子高等学校音楽科を経て、チューリッヒ芸術大学卒業後、ハンス・アイスラー音楽大学ベルリンを卒業。上西玲子、辰巳明子、ザハール・ブロン、サシュコ・ガヴリーロフの各氏に師事。2002年、桐朋学園音楽部門創立50周年記念演奏会にて小澤征爾氏と共演。2019年1月よりミュンヘン放送管弦楽団のコンサートミストレスに就任、6月にはフランスのル・テュケで開催されたムジカ・ニゲラ音楽祭で行ったリサイタルで満場からスタンディングオベーションが送られた。近年はチャリティ・コンサート、アウトリーチ活動にも力を入れており、音楽を通しての社会貢献や教育のあり方について向き合う活動の場を広げている。

  • 横溝耕一、瀧本麻衣子

    ヴィオラ

    横溝耕一
    東京都生まれ。桐朋学園大学卒業。第58回全日本学生音楽コンクール東京大会高校の部入選。2006年ウェールズ弦楽四重奏団を結成し、ヴィオラ奏者として第57回ミュンヘン国際音楽コンクール弦楽四重奏部門第3位入賞。小澤征爾音楽塾オペラ・プロジェクト、オーケストラ・プロジェクトではコンサートマスターを務める。これまでに小川有紀子、小森谷巧、堀正文、徳永二男の各氏に師事。室内楽を徳永二男、毛利伯郎、原田幸一郎、藤井一興、川本嘉子、ライプツィヒ弦楽四重奏団、マティアス・タッケ、アンドラーシュ・ケラー、東京クヮルテットの各氏に師事。現在NHK交響楽団ヴァイオリン次席奏者の他、ヴィオラ奏者としても各地のオーケストラと客演している。

    瀧本麻衣子
    東京藝術大学にて川本嘉子氏にヴィオラを師事。ロームミュージックファンデーション海外派遣奨学生として、シュトゥットガルト音楽大学院にて研鑽を積む。第10回東京音楽コンクール弦楽器部門第3位(ヴィオラ最高位)。Quartet Venereとして、ウィーン国立音大室内楽アカデミーにてArtis-Preis受賞(第1位)。Jana Quartetとしてパオロ•ボロチアーニ国際弦楽四重奏コンクールにて、セミファイナリスト。Carl-Wendling 室内楽コンクール第3位。2013年よりサイトウキネンオーケストラに参加。現在はトリトン晴れた海のオーケストラメンバー、新日本フィルハーモニー交響楽団契約首席奏者。

  • 横坂 源

    チェロ

    桐朋学園女子高等学校(男女共学)、同ソリストディプロマ・コースを経て、シュトゥットガルト国立音楽大学、並びにフライブルク国立音楽大学で研鑚を積む。2002年、15歳で全日本ビバホール・チェロコンクール優勝(最年少)。2005年出光音楽賞、2008年齋藤秀雄メモリアル基金賞、2010年ミュンヘン国際音楽コンクール第2位、2012年ホテルオークラ音楽賞など多数受賞。室内楽部門では、2009年に全ドイツ学生音楽コンクールで第1位受賞。東京交響楽団と13歳で共演を果たし、ソリスト、室内楽奏者として、国内外で演奏活動を行い、2019/2020年には演奏活動20周年を迎える。これまでに、鷲尾勝郎、毛利伯郎、ジャン=ギアン・ケラスの各氏に師事。

  • コハーン・イシュトヴァーン

    クラリネット

    ハンガリー出身のクラリネット・ソリスト。音楽一家に生まれ、父の手ほどきでクラリネットを始める。12歳でバルトーク音楽高校英才教育コースに入学すると、数々の国際コンクールで優勝する快挙を成し遂げる。リスト音楽院卒業後の2013年に活動拠点を日本に移した。同年第11回東京音楽コンクール第1位及び聴衆賞受賞。ハンガリー芸術賞受賞。15年第4回秋吉台音楽コンクール、第26回日本木管コンクール、第84回日本音楽コンクール全てにおいて第1位及び副賞多数受賞。17年第26回青山音楽賞受賞。これまでに国内外主要オーケストラとコンチェルトを共演、またソロリサイタルや室内楽の活動を展開する他、作曲家としても活動の幅を広げる。東京音楽大学講師。

  • 木川博史

    ホルン

    東京音楽大学卒業。ベルリン芸術大学に留学。第20回日本管打楽器コンクール ホルン部門1位及び大賞受賞。第39回マルクノイキルヒェン国際コンクールにおいてディプロマを受賞。ソリストとして東京交響楽団、新日本フィルハーモニー交響楽団、神奈川フィルハーモニー管弦楽団、日本センチュリー交響楽団等と共演する。これまでに、サイトウ・キネン・フェスティバル、小澤征爾音楽塾、PMF、草津国際音楽アカデミー&フェスティバル等に参加。2013年大阪市より「咲くやこの花賞」受賞。日本センチュリー交響楽団首席奏者を経て現在、NHK交響楽団団員。BRASS CODE 12、いずみシンフォニエッタ大阪の各メンバー。東京藝術大学非常勤講師。

主催

住友生命いずみホール[一般財団法人 住友生命福祉文化財団]

協賛

助成:大阪府芸術文化振興事業、公益財団法人 日本室内楽振興財団
文化庁文化芸術振興費補助金(劇場・音楽堂等機能強化推進事業)| 独立行政法人日本芸術文化振興会

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