樫本大進×キリル・ゲルシュタイン

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日時 2021年1月13日(水)
開演19:00
出演者 樫本 大進(ヴァイオリン)
キリル・ゲルシュタイン(ピアノ)
演奏曲目 プロコフィエフ:5つのメロディー op.35bis
フランク:ヴァイオリン・ソナタ イ長調
武満 徹:妖精の距離
ベートーヴェン:ヴァイオリン・ソナタ 第9番 イ長調 op.47「クロイツェル」

Message from 樫本大進

2年半ぶりのキリルとのツアーになります。今回のプログラムは、異なる国の作曲家たちの曲を選んだ“ビュッフェ・スタイル”構成です。プロコフィエフ、フランク、武満徹、ベートーヴェンを取り上げますが、1曲1曲の内容は濃く、素晴らしい曲たちです。お客様のお一人お一人に、ご自分のお気に入りを見つけていただけると思います。演奏する立場としては、1曲ずつ空気を変えていくのはチャレンジです。でも、隣に並べることで見えてくる曲の新たな魅力があると思います。例えば、ベートーヴェンの「クロイツェル」ソナタを、オール・ベートーヴェンのプログラムの中で演奏して聴いた時と、武満徹の後に演奏して聴いた時とでは、その味わいはきっと異なるはず。僕自身、それをとても楽しみにしています。
また僕は、これまで日本で「クロイツェル」ソナタも、フランクのソナタも、キリル以外のピアニストたちとも演奏してきました。例えばフランクは、フランス人のエリック・ル・サージュとのフレンチ・プログラムの中でも演奏しましたが、エリックとだからこそ表現できたフレンチらしいピュアな美しさのほかにも、この曲には沢山の側面があります。今回のキリルとの演奏では、この曲のそういった異なる表情も出すことができるだろうと思います。同じ曲を色々なピアニストと演奏できることは、とても幸せなことですね。
20代の頃からの親しい友人であるキリルですが、お互いに年齢を重ね、人生で色々なことを経験してきました。彼はいまや世界で活躍するスターソリストです。僕も、ソリスト活動に加えてベルリン・フィルにも入り、彼と異なる経験を沢山積んできました。お互いに親にもなりました。そういった人生における変化や経験を、2人の音楽にプラスに作用させたい。前回の共演でも充分にその手ごたえを感じましたが、今回もさらに良いものが作り出せたらと思います。

Message from キリル・ゲルシュタイン

It is always a special joy to play for the audiences in Japan and to be a guest of this wonderful country. I am looking forward to playing the music of Beethoven, Prokofiev, Franck with my dear friend and colleague Daishin Kashimoto. I am particularly glad that a piece by the great Japanese composer Toru Takemitsu is on our program. See you in 2021! With best wishes of health and happiness,
Kirill Gerstein

日本の聴衆のみなさまのために演奏すること、素晴らしい日本という国をお訪ねすることは私にとっていつも特別な喜びです。
大切な友人であり、仲間でもある樫本大進さんとベートーヴェン、プロコフィエフ、フランクの音楽を演奏することを楽しみにしています。
また日本の偉大な作曲家・武満 徹さんの作品が私たちのプログラムにあることを私は特に嬉しく思います。
2021年に会いましょう!
みなさまのご健勝とご多幸をお祈りしています。

ユースシートにご招待 定員になりましたので受付は終了いたしました。

「本物の感動を今、若い世代に」体験していただくため、この公演に小学生から18歳以下の方をご招待します。
この機会に住友生命いずみホールでクラシック音楽を聴いてみませんか。
《対象》小学生以上 18歳以下(公演当日、年齢を確認できるものをご持参ください)
《申込方法》一般発売日より住友生命いずみホールチケットセンター(06-6944-1188)で受付(先着順・限定数)
ユースシートについて、詳しくはこちらをご覧ください。

出演者プロフィール

  • 樫本大進(ヴァイオリン)

    Daishin Kashimoto, Violin

    1996年のフリッツ・クライスラー、ロン=ティボーの両国際音楽コンクールでの1位など、5つの権威ある国際コンクールにて優勝。現在、ドイツを拠点にソリストとして活躍する傍ら、ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団第1コンサートマスター(2010年正式就任)の任にある。使用楽器は1674年製アンドレア・グァルネリ。
    3歳より恵藤久美子に学び、7歳でジュリアード音楽院プレカレッジに入学、田中直子に師事。11歳の時、名教授ザハール・ブロンに招かれリューベックに留学し、20歳よりフライブルク音楽院でライナー・クスマウルに師事。これまで、マゼール、小澤征爾、ヤンソンス、ラトル、P.ヤルヴィなど著名指揮者のもと、ベルリン・フィルをはじめ国内外の著名なオーケストラと共演。室内楽でも、クレーメル、バシュメット、堤剛、パユなど世界有数のソリストと共演し、2007年には兵庫県で室内楽音楽祭「ル・ポン国際音楽祭~赤穂・姫路」を創設し、毎年話題を呼んでいる。主なCDに、2014年にワーナー・クラシックスから世界リリースされた「ベートーヴェン:ヴァイオリン・ソナタ全集」など。
    1995年アリオン音楽賞、1997年出光音楽賞、モービル音楽賞、1998年新日鉄音楽賞フレッシュアーチスト賞、平成9年度芸術選奨文部大臣新人賞、2011年兵庫県文化賞、チェンジメーカー2011クリエーター部門、2017年姫路市芸術文化大賞、ドイツに於いてはシュタインゲンベルガー賞、ダヴィドフ賞を受賞。2019年12月より、HiFiオーディオ製品ブランド「VELVET SOUND」(旭化成エレクトロニクス)公式アンバサダー。

  • キリル・ゲルシュタイン(ピアノ)

    Kirill Gerstein, Piano

    ロシアのヴォロネジ生まれ。14歳で渡米し、史上最年少でバークリー音楽大学の学生となる。第10回アルトゥール・ルービンシュタイン・コンクール優勝、2002年にはギルモア・ヤング・アーティスト・アワードを受賞。ティモ・アンドレス、チック・コリアらに新曲を委嘱。これまでにべルリン・フィル、ウィーン・フィル、ロイヤル・コンセルトヘボウ管、ロンドン交響楽団等、数々の著名な交響楽団と共演。またウィーンのコンツェルトハウスをはじめ、ロンドンのウィグモア・ホールなど世界各地の権威あるホールでリサイタルを行っている。ゲルシュタインの最近の録音プロジェクトには、ブゾーニの記念碑的なピアノ協奏曲のボストン交響楽団との録音や、ストーム・ラージとゲイリー・バートンが特別に参加した《ザ・ガーシュウィン・モーメント》、ニューヨーカー誌に2016年の注目盤に選出されたリストの《超絶技巧練習曲集》、そしてチャイコフスキーの《ピアノ協奏曲第1番》(1879年版)などがある。
    バッハからアデスまで、ゲルシュタインの演奏は明快な表現、優れた洞察力と知性、巧みな技術、そしてエネルギッシュで想像力豊かな音楽性と存在感は、彼をトップの演奏家たらしめている。

主催

住友生命いずみホール〔一般財団法人 住友生命福祉文化財団〕

助成

文化庁文化芸術振興費補助金(劇場・音楽堂等機能強化推進事業)| 独立行政法人日本芸術文化振興会

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