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クラシック音楽専用ホール:公演スケジュール



いずみホール/バッハ・アルヒーフ・ライプツィヒ共同企画
バッハ・オルガン作品全曲演奏会 vol.5
「美しき短調、そして大フーガ」
●日時
2014年7月4日(金)
●出演者
ダニエル・ロート(パイプオルガン)
礒山 雅(お話)
●演奏曲目
試聴方法はコチラ
プレリュードとフーガ ト短調 BWV535
《人はみな死すべきさだめ》BWV1117
《アダムの堕落によりてことごとく腐れたり》BWV1101
《汝、平和の君、主イエス・キリスト》BWV1102
《おお主なる神よ、汝の聖なる御言葉は》BWV1110
パルティータ《キリストよ、汝真昼の光》BWV766
フーガ ハ短調 BWV574/幻想曲 ハ短調 BWV1121
トリオ・ソナタ 第2番 ハ短調 BWV526
《来ませ、造り主なる聖霊の神よ》BWV631
《主イエス・キリストよ、われらを顧みて》BWV632
ファンタジーとフーガ ト短調 BWV542〔試聴〕 ほか
聴きどころ
バッハ研究の最高機関“バッハ・アルヒーフ・ライプツィヒ”といずみホールが共同企画で開催しているバッハ・オルガン作品全曲演奏会は、3年目のシーズンを迎えます。バッハが遺した228曲のオルガン作品全曲を、バッハ・アルヒーフ・ライプツィヒ所長のクリストフ・ヴォルフが選定した14人の腕利きオルガニストがリレー形式でお届けします。ドイツ、日本、デンマーク、アメリカと繋いできたバトンは、フランスへと渡ります。
 今回登場するダニエル・ロートは、ヴィドールやデゥプレが歴任した伝統のあるサン・シュルピス教会の正オルガニストを1985年より務めているスペシャリストです。フランスのオルガン作品はもちろん、バッハ演奏にも定評があり、確かな作品読解、演奏テクニック、そして美しいレジストレーションが魅力です。フランス・アルザス地方にあるケーニヒ社製のいずみホールのオルガンをどの様な音色で響かせるのか、どうぞご期待下さい。
メッセージ
ヨハン・ゼバスティアン・バッハのオルガン作品全曲演奏会、次回のコンサートは、フランスのオルガニスト、ダニエル・ロートが登場します。ロートはパリ・サン=シュルピス教会の正オルガニストですが、これは、シャルル=マリー・ヴィドール、マルセル・デュプレのような高名なオルガニストたちによって受け継がれてきた、由緒ある地位です。教授は同時に、フランクフルト音楽大学で後進の育成に当たり、全世界でコンサートを催し、マスタークラスを開き、数多くのオルガン・コンクールで、審査員を務めています。自身がグランプリを獲得したのは、1971年におけるシャルトルのコンクールでした。ロートは、17世紀から20世紀にかけてのオルガン音楽、とりわけバッハのオルガン音楽の、様式を踏まえた解釈によって知られています。加えて彼は、ブリリアントな即興演奏によって特別の名声を得ており、作曲家としても活発に活動しています。
ダニエル・ロートが大阪で演奏する変化に富んだプログラムは、数十年に及ぶバッハのオルガン創作を概観するにはかっこうのものです。そこには、若きバッハの門出から、トーマス・カントルとなったバッハが、オルガンのヴィルトゥオーゾおよび精通者として名声を獲得した1720年代までが含まれているのです。
15~20歳のバッハから今日に伝えられた最初期の作品群に数えられるのは、プレリュードとフーガ ト短調BWV535、フーガ ハ短調BWV574、ファンタジーハ短調BWV1121、および、いわゆる《ノイマイスター・コラール集》に含まれる魅力的なオルガン・コラールたち(BWV1101、1102、1110、1117)です。変奏曲の形式で書かれたコラール・パルティータ《明るい光であるキリストよ》BWV766と《オルガン小曲集》のオルガン・コラール2曲(BWV631、632)は、1708年に始まるワイマール時代に属しています。そして、トリオ・ソナタハ短調BWV526と、壮大に構想されたファンタジーとフーガ ト短調BWV542が、名人の域へと達したオルガンの巨匠、バッハを代表するのです。
クリストフ・ヴォルフ Prof. Christoph Wolff
(バッハ・アルヒーフ・ライプツィヒ名誉ディレクター、ハーバード大学教授)
出演者プロフィール
ダニエル・ロート
パイプオルガン
フランスを代表するオルガニストのひとり。オルガン演奏家と教育者の両方として活躍している。
パリ音楽院では、マリー=クレール・アランやモーリス・デリュフレに師事。
20歳の時に、ローランド・ファルシネのアシスタントとしてパリのモンマルトルにあるサクレクール寺院でデビューを果たす。1971年にはシャルトル国際オルガン・コンクールで優勝。1985年からは、シャルル=マリー・ヴィドール、マルセル・デュプレの後を継ぎ、著名なサン・シュルピス教会のオルガニストのポストに就いている。
マルセイユ・コンセルバトワール、ストラスブール音楽院とザールブリュッケン音楽大学で教えた後、ヘルムート・ヴァルヒャやエドガー・クラップの後を継いで1995年から2007年の間、フランクフルト音楽大学にてオルガン科の教授を務めた。
彼は度々著名なオーケストラとソリストとして共演している。また、世界各国でマスタークラスの講師や国際的なコンクールの審査員も務めている。
礒山 雅
お話
国立音楽大学招聘教授、同名誉教授、大阪音楽大学客員教授。サントリー芸術財団理事、いずみホール音楽ディレクターを務めるほか、毎日新聞に音楽批評を執筆。著作に『バッハ/魂のエヴァンゲリスト』『モーツァルト=翼を得た時間』『バロック音楽名曲鑑賞事典』(講談社学術文庫)、『マタイ受難曲』『バッハ/カンタータの森を歩む』全3巻(東京書籍)、『バロック音楽』(NHKブックス)、『J.S.バッハ』(講談社現代新書)、『救済の音楽』(音楽之友社)、訳書多数。第1回辻荘一賞、第10回京都音楽賞研究評論部門賞、2011年度大阪市市民表彰を受賞。
●主催
いずみホール〔一般財団法人 住友生命福祉文化財団〕
●協賛
後援:大阪・神戸ドイツ連邦共和国総領事館/ドイツ文化センター