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クラシック音楽専用ホール:公演スケジュール



住友生命いずみホールチケットセンター
オンラインチケット
新・音楽の未来への旅シリーズ
いずみシンフォニエッタ大阪 第48回定期演奏会「知の絢爛」
●日時
2022年7月2日(土)15時15分開場 16時00分開演
●出演者
飯森範親(指揮)
いずみシンフォニエッタ大阪
●演奏曲目
─生誕100年記念クセナキス特集─
クセナキス:ノモス・アルファ、リネア-アゴン、アロウラ(1971)、パリンプセスト(1979)
バルトーク(川島素晴編):2台のピアノと打楽器のための協奏曲(いずみシンフォニエッタ大阪版)
●料金
一般=¥5,500 学生=¥1,000
住友生命いずみホールフレンズ会員=¥4,950

サポーター2022会員
2公演セット(当公演+第49回定期演奏会2023.2.11開催)=¥8,800
住友生命いずみホールフレンズ会員=¥7,920
●発売日
フレンズ:2022年1月28日/一般:2022年2月4日
●お問合わせ
住友生命いずみホールチケットセンター 06-6944-1188
聴きどころ
いのちの宿った音の渦‥‥とでも申しましょうか。ときに溶岩のように荒々しく、ときに雲のようにしなやかに、響きを常に斬新な姿かたちへ斬り出してみせる、熱い塊のような音楽。ギリシャの鬼才作曲家ヤニス・クセナキス(1922~2001)が切り拓いた音宇宙は、彼の生誕100年を迎える今もなお(今こそ!)鮮やかな驚きを突きつけてきます。孤独な少年期を経て、建築を学んだ若き日々、そして激しい闘いと抵抗の体験――ファシストのギリシャ侵攻に抗するレジスタンスに加わり、銃弾に深く傷ついたという経験は、亡命先のフランスで戦後開花した作曲家としての活躍に、深いところで影響を残しているでしょうか。その建築や数学への深い造詣から着想された、まったく斬新で鋭く知的な作曲にも、ときに生々しい叫びがきこえ、激しい音の渦にも豊かな生命力が深々と感じられるのも、クセナキス作品の謎めいた魅力でもあります。
 いずみシンフォニエッタ大阪の第48回定期では、巨匠クセナキスの(なかなか実演に触れる機会の少ない、貴重な作品も含めて!)4作品の鮮烈を浴びていただきます。チェロ独奏のための《ノモス・アルファ》(1966年)はクセナキスの世界へ扉をひらいていただくにふさわしい代表作のひとつにして、耳の奥に閉じている扉までひらいてくれるような、刺激的な名作。ホルン、トロンボーン、テューバと金管3本が競いあう《リネア-アゴン(リノスとアポロンの音楽競技)》(1972年)は、一種の音楽ゲーム。音そのものが身体表現のような、はたまた摩訶不思議な存在感を放つその音楽にはいろいろな仕掛けがあって‥‥これは当日のおたのしみ。12人の弦楽のための《アロウラ(大地)》(1971年)に渦巻く時間、その繊細から凶暴までスケールの広い表現に息を呑み、惹き込まれるかと思えば、《パリンプセスト》(1979年)はピアノ協奏曲‥‥のようでありながら、ステージ上に並んだ9人の管楽器・弦楽器の後ろに、独奏ピアノと多彩な打楽器群が並ぶので、私たちはつねにアンサンブル越しにソリストを見聴きする‥‥という珍しい音響設計(と緻密なリズムの重層!)からも、未知の震えを実感できるはず。
 そして(前回定期にひきつづき)20世紀ハンガリーの天才作曲家・バルトークの傑作もあわせてお届けします。硬質なサウンドに神秘が宿り、知的な鋭さから豪放な炸裂まで昂奮が満ちる〈2台のピアノと打楽器のためのソナタ〉(1937年)は、バルトーク自身によってオーケストラとの協奏曲版(1940年)もつくられていますが、今回は、博識多才な作曲家・川島素晴が新たに編曲した〈2台のピアノと打楽器のための協奏曲〉いずみシンフォニエッタ大阪ヴァージョンを世界初演いたします。全員が凄腕揃いの編成を生かし切った昂奮必至の新アレンジに、辣腕ソリスト陣が揃った万全の構え。絢爛たる知情の錬金術、ぜひ体感を!
     山野雄大・ライター(音楽・舞踏評論)
「本物の感動を今、若い世代に」体験していただくため、この公演に青少年をご招待します。この機会に住友生命いずみホールでクラシック音楽を聴いてみませんか。
《対象》小学生以上 18歳以下(公演当日、年齢を確認できるものをご持参ください)
《申込方法》一般発売日2月4日(金)10:30~住友生命いずみホールチケットセンター(06-6944-1188)で受付(先着順・限定数)
出演者プロフィール
飯森範親
指揮
桐朋学園大学指揮科卒業。いずみシンフォニエッタ大阪常任指揮者。ベルリン、ミュンヘンで研鑚を積み、これまでにフランクフルト放送響、ケルン放送響、チェコ・フィル、モスクワ放送響等に客演。01年、ドイツ・ヴュルテンベルク・フィルハーモニー管弦楽団音楽総監督(GMD)に着任し、ベートーヴェンの交響曲全集を録音するとともに、日本ツアーを成功に導いた。
国内では94年以来、東京交響楽団と密接な関係を続け、現在は特別客演指揮者。03年、NHK交響楽団定期演奏会にマーラーの交響曲第1番でデビュー。06年度 芸術選奨文部科学大臣新人賞を受賞、07年より山形交響楽団音楽監督に就任し、そのエネルギッシュな活動は高い評価を受けている。2014年シーズンから日本センチュリー交響楽団首席指揮者、2019年シーズンより山形交響楽団芸術総監督に就任。2020年1月より東京佼成ウインドオーケストラ首席客演指揮者、同年4月より中部フィルハーモニー交響楽団首席客演指揮者。2021年4月より東京ニューシティ管弦楽団ミュージック・アドヴァイザー(次期音楽監督)に就任。
オフィシャル・ホームページ http://iimori-norichika.com
クセナキス:ノモス・アルファ演奏者
丸山泰雄(チェロ)
東京藝術大学音楽学部卒業。第58回日本音楽コンクール第1位、増沢賞・特別賞、マルクノイキルヒェン国際チェロコンクール特別賞、第2回日本室内楽コンクール第1位及び特別賞ほか受賞多数。トウキョウ・ミタカ・フィルハーモニア首席、紀尾井ホール室内管弦楽団メンバー。スーパー・チェロ・アンサンブル・トウキョウ、ヴィルタス・クヮルテットリーダー。いわき室内楽協会音楽監督。第2回ウィーン・フィル&サントリー音楽復興記念賞受賞。

クセナキス:リネア-アゴン演奏者
呉 信一(トロンボーン)
大阪音楽大学卒業。大阪フィルハーモニー交響楽団に入団。デットモルト国立音楽大学に留学。大阪文化祭奨励賞、本賞を受賞。現在、東京音楽大学、大阪音楽大学、相愛大学客員教授。京都市立芸術大学名誉教授。京都市文化功労者受賞。サイトウ・キネン・オーケストラ、ジャパン・ブラス・コレクションメンバー。ハイブリッド・トロンボーン四重奏団主宰。
 

木川博史(ホルン)
第20回日本管打楽器コンクールホルン部門第1位及び大賞受賞。第39回マルクノイキルヒェン国際コンクールにおいてディプロマを受賞。東京音楽大学付属高等学校を経て同大学を卒業。ベルリン芸術大学に留学。平成25年度「咲くやこの花賞」受賞。現在NHK交響楽団団員。東京藝術大学非常勤講師。


潮見裕章(チューバ)
大阪音楽大学卒業。1999年に大阪交響楽団に入団。アメリカ、ヨーロッパ、アジアの各地で開催された世界大会やフェスティバルにゲストアーティストとして多数参加し、リサイタルやマスタークラスを開催。今までに5枚のソロCDをリリース。大阪音楽大学、大阪芸術大学、非常勤講師。ジャパン・ブラス・コレクション、兵ブラスクインテット、メンバー。
バルトーク:2台のピアノと打楽器のための協奏曲ソリスト
ピアノ
碇山典子(ピアノ)
神戸女学院大学音楽学部卒業、同研究生修了。パリ・エコール・ノルマル音楽院ピアノ科、室内楽科卒業。M.ヴラドコフスキーに現代音楽奏法を学び、J.ルヴィエのもとで研鑚を積む。フランス音楽を中心に幅広いレパートリーを誇り、特に現代音楽の演奏に定評がある。CD「オパール光のソナタ/碇山典子プレイズ西村朗」、「ラ・カンパネラ」、「プーランクピアノ作品集Ⅰ・Ⅱ・Ⅲ」(全ピアノ曲)をリリース。


佐竹裕介(ピアノ)
京都市立芸術大学を首席卒業。同大学院修士課程を修了。フライブルク音楽大学へ交換留学。
宝塚ベガ音楽コンクール等に入賞。京都市交響楽団、京都フィルハーモニー室内合奏団と協奏曲を共演。NHK-FM「リサイタル・ノヴァ」にソリスト及び伴奏者として出演。
オーケストラ奏者としても活動し、「ペトルーシュカ」(京響、大フィル、兵庫芸文管)、「町人貴族」(京フィル)ではピアノ・ソロを演奏。



バルトーク:2台のピアノと打楽器のための協奏曲ソリスト
打楽器
山本 毅(打楽器)
京都市立芸術大学音楽学部、デュッセルドルフ音楽大学で打楽器を、アンテオケ国際宣教神学校でキリスト教神学を学ぶ。札幌交響楽団を経て現在、京都市立芸術大学音楽学部教授、ユーオーディア管弦楽団打楽器奏者、マリンバアンサンブル「Ensemble Philia」メンバー。
2000年度バロックザール賞受賞。

細江真弓(打楽器)
京都市立芸術大学音楽学部卒業。同大学大学院修了。小澤征爾音楽塾オペラプロジェクト、同音楽塾オーケストラプロジェクトに参加。これまでに打楽器を山本毅、伊藤朱美子、種谷睦子の各氏に師事。関西フィルハーモニー管弦楽団を経て、2019年10月より札幌交響楽団打楽器奏者。マジェスティック・パーカッション・アーティスト。

いずみシンフォニエッタ大阪
音楽監督:西村 朗/常任指揮者:飯森範親
プログラム・アドバイザー:川島素晴/ソロ・コンサートマスター:小栗まち絵
現代音楽の演奏を主目的とする、住友生命いずみホールのレジデント・オーケストラ。大阪出身の作曲家・西村 朗の提唱により2000年に結成。以来、同ホールでの定期演奏会を主な活動とし、新作の初演をはじめとする近現代作品を中心に、古典派の作品もプログラムに組み、レパートリーを拡大している。核となる編成は1管編成の室内オーケストラで、曲目に応じて変動する。メンバーは、関西在住または出身など、地元にゆかりの演奏家で構成されている。平成13年度大阪舞台芸術賞受賞。CD「西村朗:室内交響曲集<メタモルフォーシス>」(カメラータ)の演奏は好評を博し、2005年度芸術祭優秀賞を受賞した。2005年、2008年と紀尾井ホールにて東京公演を開催し、好評を博した。

【第48回定期演奏会の出演予定者】
ヴァイオリン:小栗まち絵、池川章子、大谷玲子、佐藤一紀、釋 伸司、高木和弘
田辺良子、谷本華子
ヴィオラ:竹内晴夫、増永雄記、馬渕昌子
チェロ:上森祥平、林 裕、丸山泰雄/コントラバス:長谷川順子
フルート:安藤史子/オーボエ:古部賢一
クラリネット:上田 希/ファゴット:中川日出鷹
ホルン:木川博史、渡部奈津子/トランペット:菊本和昭
トロンボーン:呉 信一/チューバ:潮見裕章
打楽器:山本 毅、細江真弓/ピアノ:碇山典子 他
●主催
住友生命いずみホール[一般財団法人住友生命福祉文化財団]