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クラシック音楽専用ホール:公演スケジュール



<新・音楽の未来への旅シリーズ>
いずみシンフォニエッタ大阪 第42回定期演奏会
「祈りの霊感」
●日時
2019年7月6日(土)
●出演者
三ツ橋敬子(指揮)
篠﨑和子(ハープ)
いずみシンフォニエッタ大阪
●演奏曲目
トゥリーナ:「闘牛士の祈り」op.34
ストラヴィンスキー:プルチネルラ組曲                 
薮田翔一:ハープ協奏曲《祈りの樹》~関西出身若手作曲家委嘱プロジェクト第7弾~
ラヴェル(マイケル・ラウンド編):クープランの墓 

15:30~ ロビー・コンサート
15:45~ プレトーク
聴きどころ
静かに心をささげるとき、音楽はすっと深く澄むように‥‥。古今の作曲家たちが「祈り」をめぐって響かせる、その繊細さや彩りの豊かさをお聴きいただくひととき。──凄腕揃いの室内オーケストラ、いずみシンフォニエッタ大阪がおくる第42回定期演奏会は「祈りの霊感」をテーマに、古典から現代の鮮烈な才能まで全4作、たっぷりと体感していただきます。
 ──アンダルシアの光と影‥‥スペインはセビリア生まれの作曲家トゥリーナの《闘牛士の祈り》は、闘牛場を舞台に命を賭ける男が、闘いを前に祈りを捧げる姿から生まれた幻想の音詩です。生死のはざまに満ちる緊張、祈りの静寂と孤独と‥‥。弦楽アンサンブルの愁い深き歌が美しい名作です。
 ──強い情感に満ちたトゥリーナ作品に続いて、喜怒哀楽の豊かな音楽を。ストラヴィンスキー《プルチネルラ》は、イタリアの古典的な仮面劇からそのユニークな設定を借りたユニークなバレエのための音楽。ペルゴレージなど昔のイタリア人作曲家たちの楽譜から素材を借りて現代風に編作し直したこの曲、親しみやすいメロディが明るくちりばめられ、洒落たアレンジで楽団ソリスト陣の妙技もたっぷり楽しめる至福の音楽です。ぜひ生演奏の迫力で!
 ──ホールで体感してこそ出逢いの喜びを深く味わえるのが、新作誕生の瞬間。1983年兵庫生まれの若き作曲家・薮田翔一さんの〈ハープ協奏曲《祈りの樹》〉は、「関西若手作曲家委嘱プロジェクト」の第7弾として生まれる新曲です。東京音大では当団音楽監督・西村朗にも師事した新進気鋭の才能が真摯に紡ぐ音宇宙‥‥名手・篠崎和子を迎えての世界初演にご期待下さい。
 ──そして最後も、当団ならではのユニークな選曲を!‥‥ラヴェル《クープランの墓》オーケストラ版はしばしば演奏される人気曲ですが、作曲家自身が管弦楽アレンジをおこなったとき、原曲(全6曲のピアノ作品です)から2曲を省いて仕上げています。その2曲、《トッカータ》と《フーガ》はとりわけピアノの技巧が強調された音楽だったので、オーケストラ版から外されたのですが、今回はこの幻の2曲も、英国のマイケル・ラウンドが編曲したヴァージョン(1991年)を加え、完全版としてお届けする珍しい機会!ちなみにタイトルの《墓》とは「追悼曲」の意。バロックの大家クープランへの追悼曲のかたちを借りて、第1次大戦で命を落としたラヴェルの友人たちの思い出に、深い祈りをこめて捧げた組曲なのです。指揮界に鮮やかな輝きを刻む三ツ橋敬子を迎えてのステージで、名手たちが魅せる至芸‥‥ご堪能を!
     山野雄大(音楽ライター)
「本物の感動を今、若い世代に」体験していただくため、この公演に青少年をご招待します。この機会にいずみホールでクラシック音楽を聴いてみませんか。
《対象》小学生以上 18歳以下(公演当日、年齢を確認できるものをご持参ください)
《申込方法》一般発売日4月5日(金)10:00~いずみホールチケットセンター(06-6944-1188)で受付(先着順・限定数)
出演者プロフィール
三ツ橋敬子
指揮
東京都生まれ。東京藝術大学及び同大学院を修了。ウィーン国立音楽大学とキジアーナ音楽院に留学。小澤征爾、小林研一郎、G.ジェルメッティ、E.アッツェル、H=M.シュナイト、湯浅勇治、松尾葉子、高階正光の各氏に師事。
第10回アントニオ・ペドロッティ国際指揮者コンクールにて日本人として初めて優勝。第9回アルトゥーロ・トスカニーニ国際指揮者コンクールにて女性初の受賞者として準優勝。併せて聴衆賞も獲得。第12回齋藤秀雄メモリアル基金賞を受賞。これまでに国内の主要オーケストラへ客演するほか、ジュゼッペ・ヴェルディ響、スロヴァキア・フィル、などヨーロッパでの定期演奏会にも客演を重ねている。
09年にはNewsweek Japan誌にて「世界が尊敬する日本人100人」に選出。2013年第12回齋藤秀雄メモリアル基金賞を受賞。
2016年から神奈川県立音楽堂にて「三ツ橋敬子の新★夏休みオーケストラ」がスタート。子供たちへ多彩な音楽体験を届ける企画内容が好評を得ており、2018年は第4回を迎える。
篠﨑和子
ハープ
桐朋学園大学、およびニース音楽院を審査員満場一致の金メダルを得て卒業。
1992年第4回日本ハープコンクール・ヤング部門優勝、1993年第1回リリー・ラスキーヌ国際ハープコンクール・ジュニア部門第2位、1998年UFAM国際音楽コンクール・ハープ上級部門第1位、2004年第6回USA国際ハープコンクールでVanderbilt Music Company賞受賞。
2006年第36回エクソンモービル音楽賞洋楽部門奨励賞、2008年度第19回出光音楽賞を受賞。
文化庁派遣芸術家在外研修員として2年間パリに留学。2004年に帰国して以来、国内主要オーケストラとの共演をはじめ、リサイタル、室内楽の演奏会に出演。また東京・春・音楽祭、小澤征爾音楽塾、サイトウ・キネン・スティバル松本などにも参加している。
2002年4月「塔の中の王妃」でCDソロデビューし、多くのCDをリリース。
これまでに、ヨセフ・モルナール、マリ=クレール・ジャメ、ミッシェル・ヴィオーム、イザベル・モレッティ、ジェルメンヌ・ロレンツィーニ各氏に師事。
いずみシンフォニエッタ大阪
音楽監督:西村 朗/常任指揮者:飯森範親
プログラム・アドバイザー:川島素晴/ソロ・コンサートマスター:小栗まち絵

現代音楽の演奏を主目的とする、いずみホールのレジデント・オーケストラ。大阪出身の作曲家・西村 朗の提唱により2000年に結成。以来、同ホールでの定期演奏会を主な活動とし、新作の初演をはじめとする近現代作品を中心に、古典派の作品もプログラムに組み、レパートリーを拡大している。核となる編成は1管編成の室内オーケストラで、曲目に応じて変動する。メンバーは、関西在住または出身など、地元にゆかりの演奏家で構成されている。平成13年度大阪舞台芸術賞受賞。CD「西村朗:室内交響曲集<メタモルフォーシス>」(カメラータ)の演奏は好評を博し、2005年度芸術祭優秀賞を受賞した。2005年、2008年と紀尾井ホールにて東京公演を開催し、好評を博した。

【第42回定期演奏会の出演予定者】
ヴァイオリン:小栗まち絵、池川章子、大谷玲子、佐藤一紀、釋 伸司、高木和弘、田辺良子、谷本華子、中島慎子
ヴィオラ:大江のぞみ、笠川 恵、竹内晴夫、馬渕昌子
チェロ:上森祥平、林 裕、丸山泰雄/コントラバス:吉田 秀、黒川冬貴
フルート:安藤史子、森本英希/オーボエ:古部賢一、大島弥州夫
クラリネット:上田 希、古賀喜比古/ファゴット:東口泰之、田吉佑久子
ホルン:阿部 麿、村中美菜/トランペット:辻本憲一
トロンボーン:風早宏隆/ハープ:篠﨑和子 
薮田翔一
作曲
1983年、兵庫県たつの市生まれ。2011年東京音楽大学大学院作曲科修了。第70回ジュネーヴ国際音楽コンクール作曲部門優勝。ウィーンコンチェルトハウス100周年作曲賞最優秀作品賞。2013年SORODHA国際作曲コンクール1位入賞。2013年カジミェシュ・セロツキ国際作曲コンクール3位入賞。第3回クロアチア国際作曲賞 NEW NOTE2位入賞。第78〜81回日本音楽コンクール4年連続2位入賞。トロンボーンピース・オブ・ザイヤー2011作曲賞。2012年京都フランスアカデミーメシアン賞。 2014年第3回高松国際ピアノコンクール課題曲委嘱作曲家。文化庁長官表彰(国際芸術部門)。神戸新聞にコラム執筆,ジュネーヴ音楽院にて作曲のマスタークラス,東京大学「学藝饗宴」ゼミナールにて講義,NHKカルチャーラジオにて「現代音楽講座」の講師を担当。活動は多岐に渡り、作曲した曲は世界各国で演奏されている。
●主催
いずみホール〔一般財団法人 住友生命福祉文化財団〕
●協賛
助成:公益財団法人 花王 芸術・科学財団/野村財団