いずみホール・オペラ2017《愛の妙薬》
- ●日時
- 2017年12月16日(土)
- ●出演者
- 河原忠之(プロデュース・指揮)
中井亮一(ネモリーノ)
石橋栄実(アディーナ)
黒田 博(ベルコーレ)
久保田真澄(ドゥルカマーラ)
田邉 織恵(ジャンネッタ)
ザ・カレッジ・オペラハウス管弦楽団
ザ・カレッジ・オペラハウス合唱団 - ●演奏曲目
- ドニゼッティ:《愛の妙薬》 全2幕 (演出:粟國 淳/イタリア語上演・字幕付)
オペラ史上、いちばんピュアな恋
2013年にスタートした、河原忠之プロデュース・シリーズがフィナーレを迎えます。今回も粟國淳を演出に迎え、ふたりが最も得意とするイタリア・オペラの世界へ皆様をご案内します。
イタリア・オペラの魅力はなんと言っても声。なかでも「ベルカント(=美しい歌声)」と呼ばれるロッシーニ、ベッリーニ、ドニゼッティらの作品は、“声の饗宴”と呼ぶにふさわしく、アリアやアンサンブルがちりばめられています。
《愛の妙薬》はドニゼッティの代表作。喜劇の要素をふんだんに盛り込み、南欧の太陽のような底抜けの明るさが全編を照らす一方、「人知れぬ涙」など、ネモリーノの歌にひそむ一抹の哀愁が抒情的な彩りを添えています。
今回の公演にむけて、河原と粟國はシリーズを振り返り「大切にしてきた音楽と演劇のバランスを模索したい(河原)」、「歌と歌詞、演技で作品のエッセンスを表現するチャレンジ(粟國)」と意気込みを語ります。この公演のために各地から実力派キャストが集結します。コンサートホールならではのスタイルでお贈りする、甘酸っぱい恋のゆくえ。ぜひ、客席から見届けてください。
イタリア・オペラの魅力はなんと言っても声。なかでも「ベルカント(=美しい歌声)」と呼ばれるロッシーニ、ベッリーニ、ドニゼッティらの作品は、“声の饗宴”と呼ぶにふさわしく、アリアやアンサンブルがちりばめられています。
《愛の妙薬》はドニゼッティの代表作。喜劇の要素をふんだんに盛り込み、南欧の太陽のような底抜けの明るさが全編を照らす一方、「人知れぬ涙」など、ネモリーノの歌にひそむ一抹の哀愁が抒情的な彩りを添えています。
今回の公演にむけて、河原と粟國はシリーズを振り返り「大切にしてきた音楽と演劇のバランスを模索したい(河原)」、「歌と歌詞、演技で作品のエッセンスを表現するチャレンジ(粟國)」と意気込みを語ります。この公演のために各地から実力派キャストが集結します。コンサートホールならではのスタイルでお贈りする、甘酸っぱい恋のゆくえ。ぜひ、客席から見届けてください。
あらすじ
ネモリーノはアディーナに思いを寄せている。アディーナはそれに気づきつつもベルコーレの求婚にまんざらでもない様子。ドゥルカマーラはネモリーノに《トリスタンとイゾルデ》の「愛の妙薬」と偽り、安物ワインを売りつける。「明日、効き目があらわれる妙薬」を飲み、そっけない態度のネモリーノ。腹を立てたアディーナは「ベルコーレと今日結婚する」と宣言。あわてたネモリーノは、追加の妙薬の代金のために軍隊に入ることを決める。いっぽう村ではジャンネッタが“おじさんが亡くなり莫大な遺産がネモリーノに”とうわさ話。何も知らないネモリーノは娘たちに囲まれ薬が効いたと大喜び。その光景に驚くアディーナにも妙薬を売ろうと試みるドゥルカマーラの話から、アディーナはネモリーノの愛情の深さを思い知る。アディーナの涙を見て「思い残すことはない」と出発しようするネモリーノ。そこへアディーナが現れ、ふたりは互いの気持ちを確かめ合う。
※人物相関図はチラシ裏面にございます。ページ上部のチラシ画像下の「パンフレットをダウンロード」をクリックしますと、PDFファイルでご覧いただけます。
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定員に達したため受付を終了しました。(公演当日、年齢を確認できるものをご持参ください)
平成29年度 文化庁劇場・音楽堂等活性化事業