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クラシック音楽専用ホール:公演スケジュール



いずみホールチケットセンター
オンラインチケット
小菅優 ピアノ・リサイタル Four Elements vol.1 Water
●日時
2017年11月24日(金)18時30分開場 19時00分開演
●出演者
小菅 優(ピアノ)
●演奏曲目
メンデルスゾーン:「無言歌集」から「ヴェネツィアの舟歌」第1 op.19-6, 第2 op.30-6, 第3 op.62-5
フォーレ: 舟歌 第5番 嬰へ短調 op.66, 第10番 イ短調 op.104-2, 第11番 ト短調 op.105
ラヴェル: 水の戯れ
ショパン: 舟歌 嬰ヘ長調 op.60
武満徹: 雨の樹 素描, 雨の樹 素描Ⅱ-オリヴィエ・メシアンの追憶に
リスト: 「巡礼の年 第3年」 から エステ荘の噴水
リスト: バラード第2番
ワーグナー/リスト編: イゾルデの愛の死
●料金
¥4,000 学生¥2,000
いずみホールフレンズ会員¥3,600
●発売日
フレンズ:2017年7月28日/一般:2017年8月4日
●お問合わせ
いずみホール チケットセンター 06-6944-1188
◇フレンズ優先発売7月28日(金)10:00~
◆一般発売8月4日(金)10:00~
小菅優の新リサイタル・シリーズ始動
ベートーヴェン ピアノ・ソナタ全曲演奏を成し遂げた小菅優の新リサイタル・シリーズ『Four Elements』。古代ギリシアやヨーロッパで広く支持されていた四元素の思想―水・火・風・大地―に着想を得て、4年をかけて行う新しいプロジェクトです。Vol.1に小菅優が選んだのは生きるために最も重要な元素“Water”。「水そのものの力を中心に組んだ」と語るプログラムで小菅優の創り上げる世界をお楽しみください。
Four Elements - 「水」
「水」はどんな文化にとっても、生きるために最も重要な元素だと思われています。実際、人間の身体は90%水でできている上、生まれる前は母親の子宮の羊水の中に浮いているのです。キリスト教でも生命の源とされていますが、水は清らかである反面、カオスや洪水、つまり破壊の源でもあります(ノアの箱舟)。生きる力を与えると同時に、死ももたらすわけです。
そして水の流れは「永遠」を表しています。過去から未来へ、現実の世界から未知なる世界へ、この「流れ」と水そのものの力を中心にプログラムを組みました。
前半は「舟歌」が中心です。17世紀にヴェネツィアのゴンドラの船頭が口ずさむ歌として広まった「舟歌」が、メンデルスゾーンの場合、そのイメージに合った、歌を強調したシンプルで美しい無言歌である一方、それとは対照的にピアノの枠を超えた限りない色彩と感情に溢れたフォーレの同じ調性の作品を交互に演奏したいと思います。
そしてフォーレの弟子だったラヴェルは、「水の戯れ」を師に捧げています。ラヴェルがまず友人たちの前で弾いたとき、この新しい音色の世界に皆、度肝を抜かれたと言い伝えられています。後半に弾くリストの作品とも共通するような水の様々な形の描写からは、隠し秘めた情熱の爆発も感じさせられます。
そしてメンデルスゾーンの「無言歌集」を生徒に弾かせていたというショパンの「舟歌」は、常にオスティナートに導かれ、詩的でありながら、舟歌を超越して地中海を旅しているような規模を感じます。
大江健三郎の小説「頭のいい『雨の木』」からインスピレーションを受けた武満徹の「雨の樹素描」。びっしりついた葉に雨の滴をためている巨大な樹の奥には、その樹が見てきたたくさんの過去や人間の心の持つ深い秘密が、神秘的な音楽に漂っています。
 リストの「エステ荘の噴水」は、ときには美しく滴り、ときには激しく流れる水の様子がそのまま再現されていますが、水が魂となり、渦を巻くように湧き出るようなクライマックスの泉の後には、穏やかな水の流れと共に儚い命の美しさを感じます。そして、「バラード2番」は、うねるような激しい波と共に、ギリシャ神話「ヘロとレアンドロス」の伝説が伝えられています。ワーグナーのオペラ「トリスタンとイゾルデ」から、最後の曲「イゾルデの愛の死」では、命を落としたトリスタンに身も心もささげ、死に至るイゾルデは、官能的な愛のさざなみに包まれ、悦(よろこ)びへと向かっていきます。
 水は音楽と溶け合い、人間の心の奥深いところまで流れていく見えないもの。音楽の流れも、水の流れも、時と共に魂を永遠へと導いているのかもしれません

小菅優
「本物の感動を今、若い世代に」体験していただくため、この公演に青少年をご招待します。この機会にいずみホールでクラシック音楽を聴いてみませんか。
《対象》小学生以上 18歳以下(公演当日、年齢を確認できるものをご持参ください)
《申込方法》一般発売日8月4日(金)10:00~いずみホールチケットセンター(06-6944-1188)で受付(先着順・限定数)
出演者プロフィール
小菅 優
Yu KOSUGE, Piano
2005年カーネギー・ホールで、翌06年には、ザルツブルク音楽祭でそれぞれリサイタル・デビュー。ドミトリエフ、デュトワ、小澤等の指揮でベルリン響、フランクフルト放送響、シュトゥットガルト放送響等と共演。2010年にザルツブルク音楽祭で、ポゴレリッチの代役としてヘレヴェッヘ指揮カメラータ・ザルツブルクと共演。2013年2月には服部譲二指揮ウィーン室内管と共演、同年12月ロンドンのウィグモア・ホールでリサイタル。2010年から15年にはベートーヴェンのピアノ・ソナタ全曲演奏会(全8回)を東京、大阪で行い、各方面から絶賛を博した。さらに現在はソロだけでなく室内楽や歌曲伴奏を含むベートーヴェンのすべてのピアノ付き作品を徐々に取り上げる新企画「ベートーヴェン詣」に取り組んでいる。
第13回新日鉄音楽賞、2004年アメリカ・ワシントン賞、第8回ホテルオークラ音楽賞、第17回出光音楽賞を受賞。2014年 第64回芸術選奨音楽部門 文部科学大臣新人賞受賞、2017年第48回サントリー音楽賞受賞。2016年秋、ベートーヴェンのピアノ・ソナタ全集完結記念ボックスセットをリリース。2017年秋から4つの元素「水・火・風・大地」をテーマにした新リサイタル・シリーズ『Four Elements』を始動。
●主催
いずみホール 〔一般財団法人 住友生命福祉文化財団〕